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あさかぜさんは見た

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03/06

Tue

2018

硬直化する組織

この時期になるとやってしまう風邪。
今回は久しぶりにがっつり引いてしまい、仕事も休むことに。
飲食店に働いていると
社畜ミュージアム
https://www.youtube.com/watch?v=V35knsZr2GM
に出てくるような人によく出会う。
特に連勤自慢とか、寝てない自慢とか、よくある。
具合悪いとか、そういうのを言うと「仕事来て働きながら治した」とか、「それくらい大丈夫」とか必ず言われる。
特にシフトに穴をあけると代えがいないため、本当にそのまま人が欠けるという事態になる。ギリギリでやっているため、現場は相当しんどくなる。
冷静によく考えてみると、例えば体力的にあまり強くない人は残れないから、当然残った人の理屈がまかり通ることになるし、周囲もそんな具合だから職場の理屈は普通にマッチョ思想になってくる。
別に飲食じゃなくても、今ある「俺の時代はこうだった」「周りもこうだから」みたいな理屈は、劣悪な環境であればあるほど最後には、その劣悪さに耐えられる人しか残っておらず、その理屈を当然として言うとなると「社会悪」を公然と述べて見下すという、本人さえも気が付かないような害悪をまき散らしている結果になり、若者が煙たがるのも当たり前の話ということになる。
むしろ会社にとって最悪「不正をしなければ利益が得られない」という状態にまで落ち込み、会社は「不正を隠すための事務処理」を下に押し付け、現場は呪いの言葉を吐きながら仕事をするという人間の生活としては最悪の状態を過ごさなければならず、そこまでガチガチのプレッシャー状態に落ち込むとDVを受けている女性と同じ心理になったりする。
つまり「自分がいなければこの人はダメになってしまう」「ここから抜け出しても自分の新しい生活が想像できない」「ダメなところばかりじゃないし、いいところも少しはあるから」など、似通ったところがたくさんある。
特に心理プレッシャーが強いと一種の恐怖状態に陥るから、そのせいで心理的な硬直が強くなるのかなとも。
これからの時代働き手が少なくなるため、いかにクリエイティブな組織を作り上げるかが大事になると感じているし、特に人はいくらでもいるという理屈は通用しなくなり、いかに辞めさせないで育てるかが重要になってくる。
今までは「お客様に価値あるものを提供する」が当たり前だったけれど、これからの時代は「働いてくれる人にどれだけ付加価値を与えて育てるか」に重きを置いて「価値あるものを提供する」かが問われてくると僕は考えている。
だからこそ日本型の働き方の考えは崩壊する・・・というよりも崩壊を止めるためのマッチョ思想がどこからともなく湧き上がるだろうし、新しい組織づくりができずに硬直化したままの思想で誰かにつぶされるまでやるんだろうなと思っている。
会社に対して嘆きや恨み節を吐くくらいなら、自分でやった方がいい。
結局もう会社は人生を保証してくれなくなった。
いつ潰れるかわからない。激しい時代の移り変わりの中で硬直した組織では、おそらく対応できない。何故なら一番最初に書いた理由で「ダメなものは残り続ける」から。
なんとまあ、うっすらわかってきちゃうと、早く離れないとなと思うけど、またこれもね、生活があるから遅いペースでしかできないっていうね。
悲しい。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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