知識もない、経験もない、結果もない、これから職を選ぶにもだんだんと辛くなってくる。
作家として命をかけようという気持ちが足りない。
はるかさんは最近通っていた飲み屋の男性のかた。
大阪出身で今札幌でがんばろうとしている元ホスト。
ちょっとした縁で知り合って、誕生日だというから祝った。
私にはこの人のことを描ききれる実力がないから、つたない言葉でしか表すことができない。
波乱万丈な人生を送り、関西仕込の出汁を使っておいしい料理を作る。
昨日、さんざん通いつめて、もう最後の日にしますという気持ちで行ったら、私の将来のことが心配だからとアドバイスしてくれた。
と言っても、簡単なことなのだけれど、書こうとするときの姿勢を強く言われた。
何度か生きるか死ぬかのところを抜けてきた人に言われると、自分の甘さがボロボロ何もしゃべらなくてもあぶりだされるようで辛かった。
今自分の境遇を多くの人が心配してくれている。
不安定な場所にいて何も土台も芯もなく、ふらふらしているからだ。
今頭の中がぐちゃぐちゃで何からかけばいいかわからないし、まだぐるぐるなにかまとまらずにまわっているようで貧相な言葉でしかかけないけれど、結局は書くしかない。
それも必死に。
そして安心させたい。
今はそれだけ。
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