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あさかぜさんは見た

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01/24

Thu

2019

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー

「ライ麦畑の反逆児」を見てきた。
「カポーティ」ほどの衝撃はなかったにしろ「作家」というものを理解するにはよい映画だった。サリンジャーなんて読んでないのに見に行っちゃうあたり、どこか自分の代弁者たるものを探している。
やっぱり作家になるとか芸術やりだすとかいう人間は偏屈で欠陥がある。普通に生きられないから、そういうことをやりだすわけであって、普通に生きられて幸せを得られるなら、そもそも芸術なんてやりださないのだと思っている。
映画自体はさらっとしていて、作家の深淵に入っていくというわけではない。まだ上辺をなぞっているような物足りなさがあるにしろ、久しぶりに見たケビン・スペイシーが、とてもよい演技をしていたり、主人公のニコラス・ホルトも役どころが難しいだけに少し物足りない感じもしたけれど、作家の純真な魂がよく表れているようで好きだった。
ニコラス・ホルトに関しては「マッドマックス怒りのデスロード」をチェックするといいかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=nx--D6XBD0U
ぶっ飛んでいる役が板についていた。素敵。
これからの役者さんだ。
ひとまず「カポーティ」以外に「小説家ってどういうもの?」なんて聞かれたら、これを見てもらおうかと思っている。
誰よりも違う場所にいて、誰よりも世界のことを感じているかもしれない、その存在のことを知ってもらうために。

https://www.rebelintherye-movie.com/

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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