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あさかぜさんは見た

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11/26

Tue

2024

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08/04

Mon

2008

何度も許そうと思った。
何度も愛そうと思った。
もう彼の否定語しか自分の心の中に残っていない。
笑いかけようと努力するのが精一杯で、彼の顔を見ただけで動悸がする。

親は子供のことを否定すべきじゃない。
どんなことがあっても、子供の名誉を奪うような言葉を発してはいけない。
仮にもそれが親友だったとしたら面と向かって言えないような言葉を、自分の子供に向けて発してはいけない。
子供は、何年も何年もその言葉を引きずり、積もり積もって完全に心を蝕んでいく。

彼は父親のことがあまり好きではなかったようだ。
きっとひどいことを言われたりされたりしたのだろう。
どのようなことをされたのか、私には話さなかったが、あなたはきっと祖父にそっくりなのではないかと私は確信している。
だからあなたは、私に向かってその恨みと苛立ちを向けているのだ。

そのような呪いのような連鎖は、私の代でおしまいにする。
私は私のような思いを次の世代には残さない。
私だけで充分だ。
いつまでも心を引きずって、否定されることに強烈な恐怖を抱き、いつまでもロクデナシで生き続ける人間を作るくらいならこの血を断ちたい。

私は家族というものがよいものとは到底思えない。
結婚したとして、親に嫁を会わせたくない。
あの父親が今まで発してきたえげつない言葉の数々が、私以外の人間に向けられると思うと虫唾が走る。
なぜあなたはそうなったのだ。

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08/04

Mon

2008

廃人生活で文章が錆びる

 ここ数日狂ったようにゲームをやり続けて、すっかり単純な作業に慣れてしまっている。音楽や映像が頭の中に浮かぶくらいだから重症だ。
 文章どう書けばいいんだっけ、みたいな戸惑いができる。
 頭がバカになると言うか、その環境に浸ってしまうことによって生まれる弊害みたいなのが、なんとなくわかる。
 なんとなく、というのは、まだ数日だからそう思うわけで、ちょっとした飛躍だけれど、単純作業を数ヶ月続けていたらとか、ずっと同じ々労働しかしてなかったらとか、そういう環境に慣れたらどうなるかということもなんとなくわかりそうな気がする。
 前に実際半年以上単純作業の労働をしていて、日常会話がすらすら出てこなくなったということがあった。
 あれは怖い。
 昔は教科書にも出てきたけれどチャップリンの「モダン・タイムス」を思い浮かべる。・・・今は出ているのかな?
 高度な労働をしているのは、きちんと資格や教育を受けて、やりとげた人たちで、過去を築きそこねた人たちには単純労働が待っている。
 頭がそういうものに慣れてしまうと本当に高度な思考ができなくなる。
 自分で何とかしようという発想が生まれなくなるのがとても不思議だ。
 きっとあれは訓練なのだ。
 できる人にはできない人のことがわからない。
 自分はできない側なので、できない側の気持ちがよくわかる。
 文章もまた発想と着眼と訓練のたまものであり、ここには柔軟な頭が必要になる。
 自分はどうなんだろうなといろいろなものに触れて考えてみると、がちがちでならない。
 既存のものに慣れ親しみすぎて、定義などを著しく破壊したものに多少の抵抗を示すということは、自分の頭も歳をとってきたという証拠でもある。
 でも環境に慣れ親しみすぎて、正常な思考もできなくなるというのも問題だ。
 なんていうか、病的なところからいつも出られないでいる廃人で、生きるなにかがふっと突然切れそうでとても今不安です。

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07/24

Thu

2008

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/08/index.html

これからは必ずエコが加速せざるをえない状況になる。
つまりどんどん膨らむエネルギー消費量をいかに抑えて、効果を高くするかという価値観で企業は動くようになる。
たとえば、遠くからものを運んでこない(近くのものでまかなえるようにする)、夜中まで働くようなことはしない(電気等のエネルギー消費量を抑える)、生産性の向上は、売り上げ至上主義ではなく、技術力と品質の向上が労働者自身の創造性からくるものへと体質を変えていくであろう。
実際、中国などでの生産が、その国の人々自身ができるまでに技術が向上したら、日本人はやはり品質で立ち向かうしか道はなくなる。
今のような使い捨ての時代では、20年以上先はとてもじゃないが生き残れない。
当然日本の企業が立ち行かなければ、国家も国民も共倒れになる。
はてさて、国はどうするのか。企業はどうするのか。

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07/19

Sat

2008



20年後の日本の大問題として大きく表面化してくるワーキングプア。
恐らく、「労働者」という問題よりも、そこから派生してくる二次的な問題のほうが大きいかと思われる。

地方格差と一言で言うが、経済が維持できないということは、そこで成り立つお金に関するすべてのことが疲弊してくるということになる。
実際現状もなかなかひどい。

きっとこの問題に着手するには、現行法や企業のありかた、労働者の流れなどすべてを洗い出さないと本質的な解決方法は見えないと思われる。

自分も、他人事ではないので、全身の血の気が引く思いをしたが、どのコメントを見てもしっくりくるようなものがない。
局部的な視点で見えるような問題ではないことは、本を読んでよくわかった。
これはたんなる「扉」にしか過ぎない。

本を読んでも「ヤバイね」としか思えない。
何が問題なのか、どうすればよいのか、具体的なことが浮かばない。

少なくとも技術のないものや新興企業を育てられる懐の深さがなければ、国は疲弊するに決まっている。
負の遺産は受け継がれていくという。
この問題が解決されない限りは、底辺層は大きくなって、一部の富裕層だけが残るという完全な二極化が将来成立するわけだ。

はて・・・今は大丈夫と思っている人も、自分の子供がなるかもしれないし、もしかしたら自分がなるかもしれない。
いったいどうすればよいのか・・・

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07/19

Sat

2008

私がどうしてもぶち破らなければいけない壁がある。
それは植えつけられた無意識層にある、己への否定的な気持ち。
長年にわたって、染み付いてきたこの無意識に勝ち、己を解放してあげることが、私の最後の試練。

人の成功を純粋に喜ぶことができるように。
人の幸せを心から願えるように。

どうせ・・・
お前のせいで・・・
そんな気持ちを抱くことがないように。

嫉妬を排除し、妬みを排除し、心がよどむことのないように。

それを破ることができれば私の中から苦しみは解き放たれる。

たったひとつの大きな成功。
それだけで私は自分を信じて力強く進んでいくことができる。

どうか、力をください。
あふれる自然よ、宇宙よ、私に信じる力を。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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