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あさかぜさんは見た

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11/26

Tue

2024

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07/15

Sun

2007

たったひとつだけ、信じられる勇気と、勇気を与えてくれる存在に出会えれば、人間は強くなれる。
たったひとつだけ、大事にできる自分を見つければ、明日に希望を見出せる。
負けるな。青年よ。
大きな夢を抱いて生きよう。

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07/15

Sun

2007



1、2、3と見たのですが、1が一番面白かったです。
端的に紹介すると、1はちょっと目を背けたくなるシーンが多いですけど、驚き。2は「なんだかエスカレートしてきたなぁ」サディスティックな要素が強くなり、3はついにえぐいほどの拷問シーンに吐き気がしてくるほど気持ち悪いです。
シリーズなのでセットで見ると色々裏舞台がわかってくるのですが、3などは表現方法が大変直接的過ぎて、「映画である」という範疇を多少逸脱してしまっているのではと感じました。だって戦争やっているところの生の写真のほうがずっとメッセージ性がありますからね。
3なんか見てて、「うっわぁ~、うげぇ~」ってな感じで見てました。面白いと言えば面白いのですが、残虐的なシーンが多すぎて、肝心のストーリーに集中できないと言う難点があります。しかも2や3はちょっと暴走していて完全に仕掛けたメッセージを映画の中の人間がぶち壊していると言う、筋の通らないシナリオで、冷静に考えるとやっぱりストレスのたまる映画になります。
このシリーズは脱出映画とも言えるのですが、脱出をさせる代わりに代償を払わなければならないのです。その代償へのメッセージがあるのですが、例えば命を粗末にする人に、生とはなんぞやを逆説的に証明させるのですね。例えば助かりたければ炎に包まれなきゃいけないとか、目をえぐらなきゃいけないとか。そんな感じで見れない人はダメですね。
1はそれほど残虐なシーンは多くなく、むしろシナリオとしてこっているので、大変お勧めです。一回見たらわかってしまうので、二度見る気にはならないかもしれませんが、自分は研究のために3回ほど見てます。
シナリオだけ楽しみたいと言う方はレンタルなどで済ます方法もありますので、むしろそちらのほうが無難かもしれません。

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07/14

Sat

2007

話の流れからか、「詩読む?本当に読むの?」と飲み屋のバーテンに念を押して、「ならもっていく」とバーテンに告げた後日、書き溜めた詩を未編集でボンと持っていった。プリントアウトして渡した一番上の二枚には下記の短い話をつけた。その店はホステスさんも来るお店で客層が広く、「せっかくだから見せて生の声聞きましょう」という話をバーテンがふってきて、それは良い考えかもと、側で聞き耳を立てながら話を聞いていたら、月に8冊ほど読むというホステスさんに酷評されよい勉強になった。
自分が欠点としているところをすべて端的に述べらた。
「出だしから陳腐」「小さな世界にとどまっていて読む人が読めば恥ずかしすぎて読めない」「もう少し他の作家さんの本をたくさん読んだほうがいいよ」「こんだけ渡すなんて思いやりがないよね」と最初の2行でポイされた。
ホステスといっても安っぽい感じではなく、結構お金を持っている人を相手にしているホステスだったので、最初から下品な文章の出だしでしゃれた上品さの欠片もなかったという判断なのだろうが、文章などから、書いている人の人物的な器まで読み込んでいたような感じだった。恐ろしいことだ。
今これを書いている時でも体が冷えて妙な汗が出ている。
前にも「村上春樹の足元にも及ばない」と言われ「紙がもったいないから(裏側メモに使えるでしょう)」と他の人に返されたことがあったが、今のレベルは所詮その程度なのだろうと思う。
万人に受ける文章はないけれど、それを理由にして現状に甘んじるのは夢を捨てることと同意なので、自分の中でうまく意見を取捨選択する必要性はあるけれど、今回の意見はあまりにも的を得すぎていて正直血の気が引いていくのがわかった。
克服すべき課題は見えていても、その課題をどのようにすればクリアできるのかが未だに見えてこない。そのホステスさんに言われる前から問題意識として持っていたけれど、ここまでズバリ言われるとは思ってもいなかった。一気に緊張し、あまりの緊張感に吐き気もしてくる。
少なくとも、月にそのホステスさんを上回る読書量でなければならず、文章に携わろうとしているのだから、知識や感性や技術の練磨はしていかなければならない。当たり前のことだ。
目の肥えた人をうならせるだけの技術はなく、技術なき者にに品性の欠片もあるわけはなく、ゆえに完成されたものなどなく、それは作品と呼ぶに耐えないものである、という大きな大きな課題を背負って、心を入れ替えていこうかと感じた日でした。

続きは酷評されたものです。





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07/11

Wed

2007

「ああ、最近の大人は、責任とか言って、自分のわがままを押し付けるのがうまいんですね」

なんて言われる前に、ね。

~人は他人の責任を責め立てるとき、己の責任を放棄する~

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07/10

Tue

2007

どんな無数の言葉よりも、たった一枚の写真のほうがものの見事に真実をついていることは多い。
時折、ひとつの才能を目の前にして、自分の中の至らなさが見えてきて、走っている車の前に飛び込むか、高いところから走って飛び降りたくなるほどのやりきれない感情を抱くことがある。
夜の街をふらふらと見ていた。一見豪華そうに見えるビル群。中に入るとテナントは撤退、客は少なく閑散としているということも少なくない。
そんなで見回っていると、路上で写真を広げていた。人が数人集まっていたので見たのだが、自然の色や人の笑顔など、よく撮れていた。日本語が書かれた紙が路上においてあって、ポーランドから世界各国を写真を撮りながら旅をしている人らしい。
つまり、写真の腕一本で世界を股にかけているプロというわけだ。本当に実力があったらそれだけで食べていける。空がこんな色を出すのか。自然がカキリと広がった砂漠色の大地から、見ただけで乾いた風まできそうな写真。見たこともない、きのこの幹にてっぺんにブロッコリーが乗っかったような巨木。人の優しい笑い、銃を持った小さな子供の殺意のにじみ出る目。愛嬌のあるちびペンギン。
お金を払って南極に行くという目の前の写真家の夢に一役買いたかったが、あいにく写真を買うお金の余裕すらもなかった。
財布の中の事情で自分が苛立ちを覚えたのではなく、はたしてこの写真に匹敵する文章が描けるのかと言ったら自分は自信がなかった。
まだ足りない。まだ届かない。自分の満足するものは描けていない。
ただその思いにかられて、逃げるようにして一通り写真を見てその場を去った。
肌寒い夜にバーに立ち寄る。えらそうに店の人と話しながら自分の価値観を話す。客観的に見てただのどこにでもいる酒場のたちの悪い酔っ払い程度のレベルでしかない。
酒場には夢を語る人は多い。でも自分はしらふでもべらべら語る。ずっとたちの悪い酔っ払いなのか、それともそうではないのかは、自他ともに知らない。
自分への苛立ちを常に持ちながら生きるのは楽なことではない。いつかきちんとした答えが出るかどうかもわからない。
無数の言葉よりも一枚の写真が真実を語ることは多々ある。
では、言葉の芸術的目的は?
相手の感性や体験を借りて、それらを膨張させていくようなものでなければならないのかもしれない。
写真にはないものを、誰かの心に刻むこと。それが小説の目的なのかもしれない、とふと感じた。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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