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あさかぜさんは見た

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11/23

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09/12

Mon

2016

あまり意味がないからね。批判って。

自分がクズ人生を歩んできたから、その手の人間が周囲にいたわけなのですが、そこからよくわかったことは、世の中に気に入らぬ人がいたとて強く批判をしても、ほとんど時間の無駄なんですよね。
そして想像力が欠如しているとも言える。
なんでかって、もうね、本当に沢山いるんですよ。その手の人って。自分一人じゃ抱えきれないくらい、批判で24時間使っても足りないくらいいるんですよ。そういう人がいることを知らなかっただけだし、知らなかったってことは素敵なお友達に囲まれているのでしょう。
で、たまたま目に付いた人を言うわけでしょ。それで時には固執してしまう。自分のストレスの捌け口かのようにやってしまう。
気に入らぬ、汚れた、間違っている、許せない、そのような人間が人生には多々現れるものですが、お互い別々の人生を歩んでいる大人同士ですし、ましてや自らの心を汚してまで、薄汚い言葉を使うまでもないのです。
自分もよくわかりました。本当に嫌な人間が身近にいると、自分の心の中で唱える罵倒や暴力的な言葉で、どんどんどんどん心が薄汚くなり酒の量は増え、苛立ちは増え、心の創造性が次々と失われ、視野が極度に狭まっていくのを。
ほとんど全ての批判に創造性がないことは、何を基準にして物を言っているのかという視点でよくわかります。
つまり、未来に生まれ出る、今存在しないものを論拠にして批判などできないでしょ?ということなんです。
この点が最も重要なことであって、この点を考慮できる人が批判する人間側には、あまり存在していないってことが致命的なのです。
だから固執すると創造性と想像力が失われていくわけです。
人間って、その時必要なものしか受け入れないものです。
相手にとっても自分にとっても、無駄になることが多いんです。
面白い批判ってのは、たった一つです。
「自分以外の多くの人が幸福を得ていく」もののみです。

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09/09

Fri

2016



新札幌駅にあるデュオ2の5階でやっている、漆塗り職人の佐々木さんの個展に行って来ました。ペースとしては一年に一回くらいで会っているのですけど、毎回会うのがちょっと楽しみ。
今回の目玉は漆塗りの方ではなく皮で作ったジオラマだと言って見たけれど細かく見れば見るほど、よくできてます。
皮の扱い方でブッシュなどの質感を出していたり、細かな汚れも色づけされていたり。
こういうものが一体何になるかって、本人にもわからないけれど、ふとした時手段として出てくると言う。その通りだと思う。
最近は湿気が多く漆も乾かないから仕事にならないらしい。
いつも欲しいなぁと思いながらも、なかなか手が出ず買えず仕舞い。
漆塗りのお椀とスプーンでおかゆでも食べてみたいけれど、いつ叶うことやら。
来年の個展ぐらいまでにはちゃんと買えるようにしたい。
ちゃんとやっている漆塗りにしては破格の安さなので、12日まで10:00~19:00までやっておりますので、ご興味のある方はぜひどうぞ。
そうそう。絵も上手いですねと言ったら「絵の方が長いんだ」と。
今度何か描いてもらおうかな。

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08/29

Mon

2016

現状 これから作家として生き残るために

「仕事を辞める」と言ってから半年が経った。
すんなり辞められると思ったら、「いなくなったら俺大変になるでしょ。俺死んじゃう。俺を殺さないで」とか「自分のことしか考えないで」と言われ、渋々半年状況が改善されるのを待った。
だけれど半年経って、なお状況が悪くなるばかり。
いい加減きりがないと思い、9月半ばで辞めることにした。
色々世話になった部分もあり、自分なりに義理を通そうとは思ったけれど、結局はそれも通じず仕舞いなのかもしれない。

ある記事を読んだ。
芥川賞作家のほとんどは消えていく。
純文学では食っていけない。
だから編集者も仕事を辞めるなと言う。
出版の現状として売り上げはどんどん落ちている。

とあるツイートが引っかかる。
「『ウィガン波止場への道』で生活の苦しいものが何故必要な栄養を確保するために食料に回すのではなく紅茶やチョコの嗜好品にお金を回すのかという問いに、生活が苦しいからこそだという結論を出していた」という内容。
自分も言われたことがある。
「会社で苦労してきて帰ってきているのに、重苦しいものなんて読みたくないんだよね」
当然だ。
これから富は一部の人間の元に集まっていく。
そして中間層はなくなり数パーセントの富裕層と圧倒的な貧困層に分かれると言う。
だとしたら、余計に人々は日常を忘れる娯楽的なものや、夢を与えてくれるようなアイテムにお金を使いたがるはずだ。
小説などと言うものが「人をちゃんと見つめる」形で残るかどうか怪しい。
日本の社会はこれからますます息苦しいものになっていく。
失敗を責め立てる。
挑戦を止めようとする。
先ほども記事を読んで不安で胸が苦しくなった。
純文学は売れないから当然食えない。
芥川賞をとっても10年で賞味期限が切れて、そこからは仕事が一切なくなる。
そんな内容だった。
正直、いかにも日本人っぽい思考で、何故広がっていこうとしないのだろう。何故地球全部を見回すような見方がないんだろうって思った。
今の出版業界が日本国内に固執しているのがよくわかる。
苦しい。息苦しい。

もう日本は日本人を商売相手にするような時代じゃなくなってる。
じゃあ、もう外に出て行くしかない。
ずっとそう考えてる。
まずはお金が必要。
元手。
当面の生活費を確保するために、声も使っていこうと思ってる。
使える手段はどんな手段でも使っていく。
もう面体にこだわっていて、生き残れるはずはない。
可能性のある世界を創りたい。
可能性が見えるものを創り出したい。
自分の理想の世界を創るには、生き残らなきゃ。
自分だけではなく、より人の心が「逃避」という手段におけるものではなく、「豊か」になるように芸術を目指したい人の手助けをしたい。
世界中のクリエーターと繋がりたい。
そのためには精神と肉体を改造する必要がある。
自己暗示の方法を徹底させ、より深い祈りの極致へと自らを誘う。確実に心の中の邪悪を祓う。人を悪く思ってもいいことはないのだから。
運動を必ず行い、ちょっとやそっとじゃばてないようにする。体力なさすぎ。さぼりすぎ。
自分の書きたい世界をきちんと構築するために、本を必ず読む。頭悪すぎ。適当なことばっかり言ってても呆れられるだけ。
やることは沢山ある。
夢ってのは、現実の先にしかない。
やるしかないんだ。
じゃないと、生きてる意味すら見失うんだから。

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08/24

Wed

2016

ばあちゃん

ばあちゃんは六十近くになって水泳を始めて講師になった。
七十半ばでメニエール、それから数年でパーキンソン病を発症した。
今九十を過ぎて八十終わりから胃ろうをやって数年は経つのにまだ生きてる。
秋田出身で恐ろしいほど肌は艶々している。
そしてほとんどパーキンソン病で喋られなくなっているのに、まだコミュニケーションしようとしている。
農家の育ちだったということは親戚筋などの話からよくわかる。
庭に雑草が生えていたら目の敵のように、とにかく抜きまくっていた。
綺麗好きで、見た目にもこだわっていたことはボケる前からよくわかっていたことだった。
庭を見てもわかるように。
秋田出身のばあちゃん。
学べるところは本当に多い。
こういう生命力溢れる人が自分のばあちゃんで本当に省みるところが多い。

確か五年以上前に、庭にある西洋梨の木をシルバーなんちゃらの手伝いの人が短く切ってしまった。
そのせいで、三年以上は果実が成らない木になってしまったけれど、枝が伸び、また今年実をつけるようになった。
林檎の木は病気で幹から枯れてしまったけれど、梨は丈夫だ。
あんなに絶望的な、髪型で言うと坊主のような刈り方をされたのに、よくもそれだけ伸びたものだと感動すら覚えるものだった。

ばあちゃんが住んでいた庭には六十センチほどの草がぼうぼうと生えているのに、梨の木は立派に育っている。
他にも一メートルほどの花が咲いている。
本当に凄いや。
ばあちゃんの生き方は、絶望や希望などという、小さな考え方とはまったく別世界にいる。
だからこそ、合理的に、統計的に考えて、あなたは御仕舞いですよ、という次元とは別の場所にいるのだとわかる。

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08/21

Sun

2016

苦しみはいつでも現在進行形

自分が楽な時、それほど苦しい経験をしていない時、他人の苦しみは理解しがたい。
「終わってみればたいしたことはないさ。今だけだよ。超えてしまえば楽だから」
そのようなことを言う人もいるし、自分も余裕がある時は人に言いそうになる。
傷は克服できると言うが、ずっと心に残る人もいる。
克服できる人は、本当にバイタリティがある人で、常に新しいことに挑戦できるような人だ。
だけれど、そうじゃない人もいる。
前にも書いた気がするけれど「正しいことを実行できないのは、いつでも心の問題が横たわっているからだ」と常々思っている。
どうすればいいのか、わからないでいる人もいる。
自分は酒で流す。
その手段さえ持っていない人もいる。
貧困に陥った人が必要な栄養素を補うべく食物を買うのではなく、チョコレートなどの嗜好品を買う傾向が強まったとジョージ・オーウェルは書いていたそうだ。
「ウィガン波止場への道」だそうだが、プレミアがついていて買えない。
人は苦しくなれば苦しくなるほど、現実から目を逸らす手段を見つけようと必死になるのかもしれないことは、自分が色々な過去を思い出して歯止めがきかなくなった時、酒やゲームに走ることから、よく理解できる。
「貧しい」というのは「貝(=過去の通貨=富)」を「分かつ」の文字で出来ていて、貧乏とは「富を分かつことが乏しい状態だ」と言っていた人がいた。
友達も、財産も、能力も、魅力も、心の豊かさもないような状態の人のことを究極的にはさすけれど、ここまで追い詰められたら死ぬか犯罪起こすか、どちらかになる。
何らかの状態で心が貧しくなってしまうと、今度は他人から何かを奪っていくような発想しか生まれなくなる。
それは極度に甘えて裏切られたら他者のせいにするとか、豊かな生活をしている人間は恵まれていて貧しいものに分け与えることなどないのだから何らかの形で責めてもいいし、場合によっては自分の場所まで落として、この苦しみを味わえとさえ思う。
「苦しみ」と言っても、様々なものがある。
上記の「金」から「仕事」「人間関係」「環境」「責任」「拒否感」「無力感」「欲望」「抑圧」等、数え切れないほどあるだろう。
自分の場合は、よく思春期のことを思い出す。
そのことを想起させるような人間や事象が起こると、心が落ち着かなくなる。
現在進行形ではあっても、今起こったことではない。
例えば何年何十年と心の傷となる場合もある。
他人から見えない傷が疼く時、酒びたりになることもある。
その様子を客観的に見たら、ただの「アル中」にしか見えてこないだろう。
節約しなければいけないのに酒を飲んでいたり、時間が貴重なのにゲームばかりしていたり。
誰かと比較して、それは甘えだと言う人もいる。
でもそれを言う人は、あなたよりこんな優れた人がいますけど何故努力してそこに行き着こうとしないのですかと言うと、たぶん言い訳をしだす。
その人が特別だからとか、環境的に恵まれていたとかなんとか。
もしそんな事情を一言でも出したら、苦しみから逃れられない人と同じになる。
だって、自分が今よりさらに上に行けないのなら、そりゃドツボにはまった人間を救い出す手段なんか見つかりませんよね。見つからないからこそ現状維持の場所に甘んじているのだから。
人は人のことを理解しようなんてしない。
自分の共感できるところにしか興味を示さない。
そういう意味では薄情だ。
でも薄情な人間ばかりじゃない。
ほんの一握りだけれど、人間味溢れて情に厚く、見知らぬ他人にでも優しくできる人間がこの世界には結構多くいることを私は実体験から知っている。
だからこそ自分が体験した苦しみだけを前面に出して、人間という存在そのものを否定するような行為だけは、なるべく避けたいと思っている。
そのか細い希望が、大きな可能性を生む事だってある。
苦しみは誰に理解してもらえるものでもない。
それでも抱え切れなくて人に話したくなる時もある。
日本の社会は息苦しい。
誰もが抑圧しあう関係にある。
苦しみは常にパーソナルな事情であるからこそ否定されるものではないのに、何故誰もが話を聞く前に「世間的感覚」から人の心を握りつぶすような真似をするようになったのだろう。いつの時代も人は基本的にそのようなものなのだろうか。
苦しみはいつでも個人のプライベートな問題で、かつ現在進行形。
だからお前の心にしまっとけ、ではなく、手を差し伸べる人間的な豊かさがないと、この国は貧しさで溢れてしまうと考えている。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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