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07/23

Tue

2013

記憶に残るゲーム PCエンジンCDROMROM

ゲームの話だ。
だから関係ない人にはまったく意味不明の話を展開する。

当時、ファミコンが私の小学生の頃ぐらいに出た。
その出た3年以内くらいに、いや、もっと出た直後かもしれないが、運よくじいちゃんに買ってもらって遊んでいた。
その場所が札幌駅だったのを覚えている。
だから、誰かを迎えにいく途中だったのかもしれない。
買ってから、近くの6歳年上の兄ちゃんが遊びに来ていた記憶がある。
その兄ちゃんは今や社長となっている。

そして、ディスクシステムが出て、それも家にあった。
ファミコン探偵倶楽部、という当時最も印象深いゲームがあり、今でも記憶に残っている。
1,2ともにやった。
スーパーファミコンでリメイクされたが、何故だか演出音楽共にディスクシステムが印象に残るという点では優れていた。
その他、水晶の塔やデッドゾーンなどがあった。
何故か「消えたプリンセス」にくっついていたテープを聴きまくっていたりした。
あまり覚えていないがファミコン昔話とかもよくやった。

その次、PCエンジン。
私はスーパーファミコンには走らなかった。
ファミコンはお馴染みの、ドラクエシリーズやファイナルファンタジーなど、印象に残るものはあったし、SONSONや桃太郎電鉄とか桃太郎伝説とか。
ファミコンはもう、ほとんどストーリーで思い出せるものはない。
でもPCエンジンが出て、ヒューカード形式のものが出て、凄ノ王伝説やネクタリス、邪聖剣ネクロマンサー、その他色々やったが、相当印象に残った。
当時、凄ノ王伝説とデビルマン、これは永井豪の漫画が原作なのだが、そのファミコンで遊びに来ていた6歳年上の兄ちゃんの家にあり、ここで何かしらハレンチなものや残酷なものを覚えて記憶がある。
なにせ、デビルマンなんて、アニメをちらっとテレビで見たときの生易しさと来たら逆にショックを受けたくらいだったから。
コミックのデビルマンは残虐非道そのもの。
拷問レイプ虐殺なんでもありの、人間そのものが悪なのではないかと感じさせる内容だった。

それでついにきたのがCDーROM×2。
PCエンジンと一緒にくっつけて一体で遊ぶという形だったけれど、相当ここで吸収した。
当時母親はゲーム三昧の自分に激昂していたけれど、何せ、CD音源で音楽が流れてくる、ちょっと劣化はしているけれど生の声優さんの音声は聞けるという画期的なシステムだったのです。
ここでスーパーファミコンだったらもしかしたら、運命がちょっと変わっていたかもしれない。
今で言う大御所さんの声優さんがいっぱい出ていて、その演技を贅沢に聞けたのですから。
音楽も生演奏などが合って凄かった。
聞きまくったのがバスティール。
例えばこの曲。



で、こんな渋い曲を聴きまくってた。
そしてYsは4まで出たが、この音楽は本当によかった。
手放したのがもったいないくらい。
日本Falcomは音楽フリー宣言をしているので普通に楽曲を載せられるが今でも音楽チームはいい仕事をしている。



あ、ちょっと脱線するけど、音楽でいい仕事をしていた2000年前までのチームはZUNTATAだ。
TAITOという今ではスクウェアに吸収されてしまった会社になっているが、現在でもギリギリ当時の突拍子もないような冒険心は保っている。
そしてさらに脱線するけどインベーダーゲームここなんですよ!
きゃりーぱみゅぱみゅのインベーダーインベーダの元ネタだってここだってわかったから、私だって「ああー」って思っちゃったもの。
色々思い出しちゃったもの。
そして、もうちょっとZUNTATAの話をさせてください。
ダライアスってゲームがあったんです。
私シューティングが苦手なので、ことごとくグラディウスとかはクリアできないし手付かずでいたんですけど、音楽だけは当時買っていたんです。
特にアレインジバージョンみたいなやつ。
そして偶然G-Dariusのの「未来完了」を見つけて買った。
今でも売れずに持っている。



当時うるさすぎて聞けなかったけど耳が慣れてくるにつれて、喧騒のような音楽が心地よくなった。
不思議だった。
漫画のAKIRAに出合ったような感触だった。
そして「レイフォース」とかのシリーズ。
たぶんほとんど同じ女性が作曲していたように覚えている。
TAMOYOちゃんだったとうろ覚え。



今でもZUNTATAは活動しているし、たまにハッとするような曲を出す。
ここは本当に凄かった。
アレンジバージョンを今でも手放せずに持っている。



なんだったら今買えるZUNTATAものをちょっと聞いてみてちょうだい。
今でもちゃんと音楽を冒険してます。



ようやくCDROM×2の話に戻りますが、タイトルだけ並べるとコズミックファンタジーシリーズはよかったし、クソゲーと言われた中にも結構印象深いものがあって、BABELがある。
プレイ動画がニコニコに載っていたので当時を思い浮かべながら見ていたけれど、これは当時本当に泣いた。
後は同じクソゲーだけどソードマスターとかね。
天外魔境はクリアできずに挫折。
そして私の小島監督との出会い、今でいうメタルギアシリーズのあの人との最初の作品、スナッチャーでした。
人間の疑念を刺激する。
人間はもろい。
人間のからだをアンドロイドがそのまま乗り換えることによって生じる心の作用をネタにした面白い話だった。
今のたぶんモンハンの元ネタは絶対これだと思っているゲーム、LINDAキューブ。
アゲインという名前でリメイクされたが声優の切れっぷりは原作のほうが凄かった。



こちらの演出は優しいしアニメのようにスラスラ動いているけど、もっと青野さんが攻撃的で「サチコっ! サチコっ! サチコでどうだぁ!」と言っていた記憶がある。
圧倒された。
絵が全然でもその演技に押されたのだ。

最近思い出したのが天使の歌。
これは2まで出たが、本当によかった。
1のキャラが2にまで出てきたりして、1のキャラが感動的な終わり方をして。
当時悲しかったものが、幸福なものに思えるようになった。
大人なシナリオもたくさんあって、当時は理解できなかった。
他のゲームだけど「それでも、この人のことが好きなの」というセリフ、今でもアホなんじゃね、とか思うけど否定できないものがあるというか、逆にわかっちゃう部分が多すぎて、同じセリフを吐きたくてもニュアンスが違ってきちゃうとかね。

天使の歌、戦闘シーンとかは飛ばしてください。







ね、今でいう大御所さんですよ。
贅沢な時間過ごしました。

両親ともゲームをする自分には反対していたけれど、このCDROM×2に走ったことで、本当によい時間を過ごしたなと今でも思います。
今だったらきっとこの声優とか音楽のクオリティ保つの本当に大変だもの。
もちろん当時にもクソみたいなゲームばかりあったけど、自分はシナリオがよければゲームがクソでもよかった。
よい贈り物をたくさんいただきました。
本当に本当に。


追記:
ラストハルマゲドンというモンスターが主人公のゲームがあったのを思い出した。
超兄貴で本格的に知ったけれど葉山さんが音楽担当でしたね。
それから超兄貴音楽にはまったんでした。
ラストハルマゲドンはストーリーも奇抜だった。

あと百物語もあった。
稲川淳二の生音声もいくつかあり、ビジュアルノベル形式で百の怪談話を読んでいくというものでした。
左から順番に行くと101話目があり、それが「霊界」に繋がる話でかなり怖かった。
一人夜中真っ暗闇の中でやると、背中が不安でたまらなかった。


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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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