映画の話をしても良いのだけど、ちょっと今回はメモ程度に。
二十年ほど前にシュワちゃんが主役をやった同名の映画のリメイクバージョンを見ました。
今回はコリン・ファレルが主人公なんですけど、シュワちゃんには適わないものの、どちらも筋肉ムキムキです。
リメイクバージョンは前回のと若干設定が違うものの、シュワルツネガーバージョンを見た方は「ああー、そういえばあったあった」と昔を懐かしみつつも比較しながら映画を見ることが出来ます。
それで一番見ていて思ったのは、そもそもの原作はフィリップ・キンドレド・ディックというSF作家が1966年に発表した短編作品を基にしている。
この方、映画が多少好きな方なら『ブレードランナー』の原作者でもありますと言ったなら「ああー」と思うかもしれない。
死んでからも愛される作家というのは本当に素晴らしい。
今でもSFファンに愛される作家として読まれ続けているのでしょうね。
さて、どんどん電子書籍化が進んできて、WEBで出来ることもたくさん出来てきて、あらゆる人間が気軽に自分の作品を発表できて、若い人たちは別に雑誌などを買わなくても気軽に時間をつぶせて楽しめて、そしてどんどん歴史ある雑誌などが廃刊となっている。
WEBで出来るものは段々とWEBに置き換えられている。
その上でいかに生き残っていくべきかをぼんやりと考えていました。
「みんなが主役になれる時代」は「いかに自らが主役に躍り出るかの時代」でもあります。
昔みたいに控えめが美徳とされる時代も十年以上前に終わりました。
これからはいかに自らが人をひきつける人間になるかが生き残る必須条件のような気がしてきました。
しかしいつの時代も小手先の技だけでは飽きられるのも早い。
今の時代は「飽きられる」プラス「忘れ去られる」というセットで来るのですから、よほどじゃないといけないのです。
当然鑑賞者も目が肥えてくるので、それなりのものを維持しないといけない。
自分が何をしたいのか、何を伝えたいのか、明確に単純に大胆に。
せっかく京都にいるのだから札幌よりきっと同士が見つかるだろうともふと思ったわけです。
私は文士のコミュニティーの外にあるわけで、ある小説家が去年賞を受賞してコミュニティーに入りみるみるうちに活躍しだしている様子を日記で読むと、圧倒的な人脈の広がりの差に驚きつつも、集団の力の必要性を感じたわけです。
ということで、まとめると、
1、凄いもの書けよ。
2、伊達者じゃなきゃ残れない。
3、集団を作ろう。
とまあ、こんな風に今年の抱負にもなりそうなことを思っていたので、うん、今年の抱負にしようかな。
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