最近ようやくはじめました。
なんせ1400円もするので、普通に本を買ったほうがいいと思った・・・というかすでに持っていて、奥の細道は大好きなのですが、
自慢じゃないのですがね、
なんせ、字が汚い汚い、きたねぇんだよ!(逆切れ)
自分しか読めない暗号のような文字を書きますので、これはいけないと、自分の文字を矯正する意味でも買って、放置しておいて、ようやく今えんぴつと簡易用えんぴつ削りを買ってきて、書き始めたわけです。
がりがりとえんぴつを削ると懐かしい臭いがします。
えんぴつの匂いなんて、けっこう久しぶりに嗅いで、小学生の頃を思い出しました。
いつシャープペンシルに替えたのか忘れたのですが、小学生の頃はえんぴつでした。
名文っていうのは、暗誦できるほどに身につけておいて損はないものです。
なぜなら、言葉もまた着物と同じように身につけてたしなむもので、その言葉の優雅さを身につけておけば、やはり他人にも気持ちがよいものだからです。
とかなんとか言って、あいかわらず口汚い私ですがね。
現在長編小説執筆中ですが、小説のある一点のセリフにつまづき、色々と他のことをしています。
このセリフは例えていうならば、今がけっぷちで下は断崖絶壁、海ざーざー、死ぬ気まんまんで、人間不信の自己嫌悪の絶望した人間を説得する言葉を編み出そうと悩んでいるわけです。
あらすじはもうできているのに、セリフでつまづくとは思わなかった。
「死んだらダメ」
だったら、その人は死にます。
「死んでください」
でも、もちろん遠慮なく死んでくれます。
さて、こういう人を説得するにはどうすればよいのか。
人間のあらゆることに絶望しきっている人間の心に届く言葉は何か、と日々悩んでおります。
そんなこんなで、短くて情緒あふれて多くを語ろうとしないのに多すぎるほどのことを語っている名文を、心を落ち着かせて書いているわけです。
般若心経を音読して、書くのもお勧めですが、ちょっとそれは硬すぎて、という人には、これをお勧めします。
徒然草も出ていますが、奥の細道のほうが、やや現代文に近く、読みやすいのでどちらかと言えば奥の細道から徒然草へはいっていったほうがよいように思います。
追記ですが、最近なのか、それともメディアであげる機会が多くなってきたのか、未成年の犯罪が多くなってきましたね。
小説では、現代の心の問題にも鋭く焦点を当てたいと思うのですが、どうしてか、出版社にこの気持ちがわかってもらえませんな。
こういう事態が起こっているのは、社会の必然だと訴えているのに。
熱意が足りないのでしょうか。
実力も足りないのでしょうか。
とにかく、がんばります。
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