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あさかぜさんは見た

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11/22

Fri

2024

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11/05

Sun

2023

小児麻痺の可能性

娘の10ヶ月検診の時、未だお座りもハイハイもせず、まず立ち上がらせようとする時に立とうとしないことを気にかけられた。
紹介状を受けた病院先でこのままお座りができないようであれば検査結果によっては小児麻痺も視野に入れなくてはいけないと言われたそうだ。
嫁はその時泣いてしまい自分を責めた。
自分はその嫁に対して「気にしなくていいよ」と言い余計に傷つけてしまった。
気にしてしまったら必ず何かや誰かのせいにする。原因は何か突き詰めるようになる。
そのようになってしまっては心は持たなくなる。
周囲の7ヶ月の子はハイハイしてる。
同じ月に生まれた子はもう立ってる。
産まれた時から周囲と比較の対象になる。
もしお座りできなかったとして、自分なんか社会的にも足が立ってないのに、じゃあ自分は自殺でもしなきゃいけないのか。社会的に周囲の社会人とはまるっきり違って色んな意味で不安定で安定的なものを持っていない自分はダメだから、じゃあダメなら何なんだ。
努力? 工夫? 勉強?
大人なら色々言えるが例えそれが小さな子でも小さな子なりに何か平均値が適応されて優劣つけられていくのかなと思うと、胸の奥が霧がかったように答えに辿り着けなくなってしまう。
嫁はもっと酷いのだろう。
ストレス症状における典型的な例である、お風呂に入らなくても気にならなくなるというのも嫁に出てきている。
悩みすぎて悩みの元がわからなくなってきている。
物忘れも増えている。
幸いにして娘の10ヶ月検診をしてくれた医者と嫁の代わりに娘を受診しに行った時会えたが、自分が「そんな細かく気にしなくていいんじゃないの?」と嫁に言ったと話したら「お母さんは医者よりもよく子供さんを見ていますから、気になったことがあれば連れてきてほしいんです。気になることがあればいつでも来てくださいとお伝え下さい」と諭された。
嫁に伝えたらホッとしていた。
この方の天職だなと感じた。
両親共に落とし込める言葉を出せるなんて、よほど両親共に子供を診ているのだろうと感じた。
その先生もお座りのことに関して迷ったらしい。
次の検診は1歳6か月になるから、その間何かあった際に対応が遅れるくらいなら、このタイミングで調べたほうがよいとの判断をしたとのことだった。
ありがたいことだ。
肝心の検診は11月末に病院へ行く。
だけどほんの少しずつではあるが座れるようにもなってきたし移動範囲もかなり広がっている。
希望的観測ではなく、ただ周りよりゆっくり成長なだけな気がする。
健全な子供とは、そしてその先の健全な人間とは何なのか。
きっと今以上に対面し悩むことになりそうだが自分の答えはもう出ている。
病むくらいならやりたいように前進したり後退したり、留まることも悪くはない。その匙加減を体験し学び取ることだと。
この考え方はまだまだ娘には適応できず早いことはわかっているけれども、もし何も障害が出なければ適応させるつもりではある。
大人はきっかけを与えることしかできない。
人生を変えるなど考え方からおこがましいことなのだから。

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08/30

Wed

2023

太陽の光で修復不可能な火傷をすることがある

8月は本当に色々なところに単発で仕事に入り色々学んだことがあった。
その中でもブロッコリーの収穫作業、農作業をしたことがあったが、その作業員の中に真っ黒の肌の中にピンク色の指でわっかを作ったほどの大きさのギザギザの模様があった。
最初見た時病気か火事かとは思ったが今度は飲食店への仕事で釣りをしているという人の首筋に同じピンク色のアザのようなものを見て思った。
自分は直射日光に当てられ農作業を4時間だけした次の日、皮がむけてきた。
海でも2日後とか3日後だったのにすぐにべろべろとむけてくるのを見て、嫁に「日焼け止めクリームつけた方がいい」という話を聞き「別にいいよ」と思っていた、「女子だけやればいい」という価値観が40年以上生きてきてようやく改まった。
あのピンク色の皮膚は火事でも病気でもなく直射日光に当てられ火あぶりにあったように焼け皮膚が修復不可能になってしまった結果なのだ。
火事で焼けてしまったかのように皮膚が日光でダメになってしまったのだ。
今まで知らなかったと同時に太陽の光だけでも文字通り「燃え盛る火の中に居る」という意識が必要になってくるのだとわかった。
男性用でもアームカバーとか日焼け止め対策グッズ沢山ある。
北海道でも信じられないほど例年にない暑さが大地を照らすようになってきた。
このことはうちの娘にもきちんと教えないといけない。
特に水等肌についていると、その水がレンズ代わりになり虫眼鏡で紙を燃やすように自分の肌も直接的に焼けてくるため気を付けた方がいいということを。
怖い。
もし自分が8時間以上外で働いていて真昼の日光を6時間ほど浴びていたら皮がむける程度では済まなかったと思う。
太陽は燃え盛る炎だが地球にいてそこまでは感じない。だけれど、思った以上に肌に直接火を当てているのだと言う事が体験できただけでもよかった。

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08/25

Fri

2023

【札幌】熱中症の注意報が出るのは初

現在札幌近郊の北広島に住んでいる。
現在の16時、札幌は34度だと言う。
札幌より2・3度低いここでも32度だ。
お盆を過ぎれば急激に温度が下がり夜は20度を切るのが当たり前だった。
もう8月下旬になれば日中は30度を下回り、夜は18度とか普通にあったのに、今夜の予報は25度だという。
原因について言及するつもりはないけれど「夏にクーラーは必要ない」が北海道の鉄則だった。
逆にクーラーに頼ろうものなら「負け組」のような雰囲気さえあったが、正直これはもう違う。
SNSで警備員をしている人がいるが20台近く救急車が通ったと投稿しているし、こんな田舎でも滅多に聞くことのないサイレンが2時間以内に3回も聞こえた。
2年前7月下旬に体験したが、今回は8月下旬。
波はあるにしろ、もうクーラーがないと北海道でもまともに生活できないほどになってきたのか。
北海道に40年も過ごしているが、かつてこんなことはなかった。
この前の東京オリンピックだって札幌の方が気温が低いからとマラソンしたのに当日は東京より暑く脱落者が続出するという事態になった。
地球史からしたら短い人生だが初めてだ。
熱中症の注意報が8月下旬に出るのも初めてらしい。
東京やそれ以南の人たちは一体どうやって生きているんだ。
京都で7月9月の夏をまるまる体験したことがあるがまだクーラーがあったから助かった。
今自分が表現に固執していて東京にいたら確実に死んでいた。
金銭的にクーラーなんてつけられないし、恐らく図書館は満杯だし(知っている人は無料の納涼の仕方を知っている)買い物するふりしてスーパーを渡り歩くとか、そもそも暑すぎて今だって眠りづらいのに2・3か月睡眠不足だと考えると、自分はこの条件でも生き抜けない。
水風呂に入ってようやく落ち着く。
この暑さだと自分はまともに頭が働かないからもうやけ酒を昼間から煽る。
未来、もっと温度が上がって来るなら夏場は普通に生活できないということになってくる。
去年光熱費関係が上がった時カード会社のカスタマーセンターにいたが、夏にカード破産する人続出するだろうなと思っていたけれど、年金生活の人は家の中で死ぬかカード破産するかかどちらかしかなくなってくる。
夜は外も家の中も寝苦しい温度になるからだ。
北海道だってきっと、大丈夫? なんて状態じゃない。
今まで我慢できたんだからこれも大丈夫なんて思ってたら倒れて病院行きで最悪後遺症残って、もう消極的な死しかなくなるとかありえる。
実質上の世界大戦も起こっている。
冗談も言えればいいのに、引きつった笑いしか出てこない。
ここ2年くらいは「まさか」しかないな。

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08/25

Fri

2023

勉学しか貧乏を脱出する術なし

結論から言えば「自制心の欠如」となる。
人は何故貧乏になるのか。
まず最初の家庭環境はある。
学問を馬鹿にする親元、図書館にも行かせてくれない親元では、ほぼ勉強しようという発想など生まれてこない。
ここは社会や地域の助けが必要になってくるから抜く。

まず「お金は使わなければ使わないほどいい」というのがある。
必要以上の贅沢は見栄だし、贅沢には金銭感覚より感情を優先している。
その場の感情を払拭させるためにお金を使用して何らかの贅沢をしている。

見栄を張らなければいけないコミュニティに属しているのならば離れた方がいい。
映画のセットみたいに張りぼてだし、とにかく飾っていくのを維持するにも金がかかる。
そしてマウントの取り合いだから、どこかしこに人を見下した表現が出る。最悪だ。

勉強をしなければいけない。
知識は世界を唯一広げる手段なのだ。
見えなかったものや気が付かなかった世界が突然見えるようになる。
勉強をするにもコツがいる。
私は勉強が大嫌いだからわかるのだが、
・ここまでやらなきゃいけない
・こうしなきゃいけない
・これができなければダメだ
とかいう思いが少しでもあれば勉強は苦痛になる。
テスト等学校教育や親から埋め込まれた脅迫心理だ。
だから自制心が必要になる。

例えば逆に「一日に10分しか勉強できない」とか考えて、本当に10分やると限界がわかる。
世の中にはポモドールみたいに集中できる時間内で休みと集中を繰り返す方法はあるが、もし自制心のない方なら短い時間で試してみるといい。

勉強はとても難しい。
何を勉強すればよいのかわからない人にとって「一体自分ができないのはどの段階の知識から欠けているのか」がわからないからだ。

2023年3月ChatGPTがバージョン4を発表して世界が変わった。
世界はここ以前と以後に分断された。
AIの進歩は不可逆であり、世界は元には戻らない。
今までの職業の価値観が変わってくる。
「努力をすれば報われる」とか「死に物狂いで働けば儲かる」という時代ではなくなるだろう。
「生兵法は大怪我の基」とは言うが生知識で大怪我するくらいがちょうどいい。
大いに挑戦して時代の感覚を掴むといい。
そうなると余計に「何を勉強すればよいの?」となりがちだ。
そりゃそうでしょうね。
貧乏脱出したいのにこれから目まぐるしく変わる世界に対して「何が食いはぐれないのか」なんて考えているのでしょうから。

「好き」が大事。
でも「好き」を見つけるにもある程度やらなきゃ見えてこないものがある。
だから「自制心」が大事。
何を勉強すればよいのかわからないのであれば経験しながら補っていくしかない。
何が足りないのかを勉強するためにも経験と失敗は必要になってくる。

「あれやりたくない」
「あれ嫌い」
特に面倒だし考えるのは大変だし脳を書き換えるのは労力が必要なのだ。
最初嫌いでも面倒でも何か違う景色が見えたら感覚も違ってくる。
まるで登山のように登頂しなければわからない景色もある。
だから我慢が大事で自制心が必要になるのだ。
喚いてもいいし何をしてもいいけど前へ進んで見つけなければわからないこともあるってことだ。

貧乏とは「貧しい」からなるのである。
「貧しい」とは様々なことに対して貧相なのだ。
貧乏とはお金のことのように思えるかもしれないが、ただの結果であって途中が無数に詰まっている。
ある人は感謝だと言った。
今私は勉学だと言っている。
経験から学べる知識だとも言う。
そして創造力を養うための想像力でもある。
創造するには勉学が必要で知識や経験が必要になる。
勉強を沢山しても現場で足りないものが沢山出てくる。
その「足りないもの」こそ勉学に繋がるわけだし、何かに挑戦すれば失敗もするのだ。
だから失敗は誰よりも勉強の機会を得ていることになる。
学べば確実に一歩進める。

貧しいとは心の問題にもある。
人を軽んじる人間は貧しい。
その類の人間と自分の思い通りにいかず態度を変える人間は論外だし、一番何かに恵まれている時にいる友達は幻だ。
人生は山あり谷ありだから恵まれても落ちる時がある。
その時消えていく人も「貧しい人たち」だから、腐らず開き直ってください。
人間は裏切るものだし最初から見えているものなど、ほぼ幻。
自分が勝手に何かしているんだと思って、したことは忘れされたことは覚えている方がいい。
そうして光と闇の中で人間の心の陰影を掴んでいくんだ。
つまりは目に見えないものを掴み取る力も必要になってくる。

幸いに、かなりのものが体系化されている。
本で学べるんだ。
日本は現時点では検閲がないから、かなり自由な範囲で出版が許されている。
いい本を見つけ、いい読書体験をして、よい勉学を選択することができれば、世界はより良い方向へ向かって行く。
不器用でもよい。
臆することも沢山あるだろう。
それでも一歩まで行かずとも、這いずった1mmでも立派な前進だと私は思う。
あなたの、小さくとも、人生の闘争を祈る。
誰ともなくあなた自身への闘争を。

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08/19

Sat

2023

心臓の音は遅くなる

バクン、バクン、バクン、バクン、バクン、バクン。
心不全でも起こるかと思うほど早かった。
お腹の中に居た時から娘の心臓の音は耳が震えるほど波打っていた。
バック、バック、バック、バック、バック、バック、バック。
寝ている娘の胸に静かに耳を当て音を聞いた。
8か月が経ち、遅くはなってきたもののまだ早い。
深夜嫁の胸に静かに耳を当てて音を聞く。
バクッ、バクッ、バクッ、バクッ、バクッ、バクッ。
遅い。
これが普通の人間の心臓の音。
生きている時にしか聞こえない、生きている証拠の音だ。

生きようとする鼓動はいつも激しいのかもしれない。
心臓は情熱を持ち前へ進もうとする。
美しき姿だ。
体の中で海流が起こりどんどん生命を育んでいるのだろう。

運命はわからないが、いずれ娘より早く心臓の音は遅くなる。

彼女の胸は生きようとしている。
死にゆくものを前にして高く波打とうとしている。
美しい姿だ。

娘が最初に覚えた言葉は自分の名前だった。
鳴き声で自分の名前を連呼する。
そして2か月近く経ち、口癖のように自分の名前を言うようになった。
一文字欠けても言っている。
健気でかわいい。

よく静かだと褒められる。
よほどのことがないと人前でぐずったり泣き叫んだりしない。
褒められるのがわかっているのか、褒められすぎると後でご機嫌になる。
面白い子だ。
この子は見知らぬ人からかわいいと必ず褒められる。
生きているだけで素晴らしいのだ。
今日なんて「お人形さんみたい。本当に人間?」とまで言われたほどだ。

眩しいほどだ。
羨ましいほどだ。
ちゃんと大事にできるか怖くなるほどだ。
こんな父親ですまないと謝りたいほどだ。
いつか話ができるようになったら、沢山のことをお話したいけれど、退屈ではないか心配になるほどだ。
私はいつも自分の事しか言えないから、それでもなるべく沢山の話を聞きたいと思っている。
心臓が遅くなりやがて止まってしまうまで。

疲れてしまうようになってしまった。
流行病のせいなのか、年のせいなのかもうわからなくなってしまった。
だけれどお話をしたい。

それまでに面白いお話を用意しながら。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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