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あさかぜさんは見た

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03/10

Mon

2014

死者の執念

http://asakaze.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E8%A8%98/%E9%AB%98%E8%97%A4%E3%82%AB%E3%83%B2%E3%83%AB%E3%81%95%E3%82%93
高藤カヲルさん

この人には直接会ったこともなければ、作品を版元さんに紹介されるまでまったく知らなかった。
でも2010年に書いた、面識のない自分の、どうでもいいような記事を読んで拍手という機能を使っていく人がいる。
今は33の拍手をもらっている。
これは少なくとも33人の人間がFacebookで言う「いいね!」を押していったということだ。
つまり、気になって調べて、記事を読んで33人のファンが彼女のことを想っていたということだ。
これはどういうことだろう。
才能があったということなのか、それとも、記憶に残る人間だったということなのか。
漫画だったが、作品の作画は荒かったにせよ、内容をよく調べていたことは今でも思い出せる。
年月が経ち、もう読めない作品もたくさんある。
不気味とも思える、数字の地味な積み重なりが、今自分が書いた記事の中で一番の拍手数をもらっている。
そして不思議な事に、誰一人としてコメントは残していない。
これは何を意味しているのだ。
これは、何を訴えかけようとしているのだろう。
拍手を押さなくとも、一週間に一度以上は彼女の名前の検索で自分の記事に流れてくる人がいる。
死者が何かを訴えかけるというのは、あまり実感としてなかった。
だが、ふと自分のブログの地味に増えていく、この拍手の数字を見て、彼女の執念のようなものを今感じるようになっている。
こんな執念めいたものを、自分も時間の中に残せるのかと、自分のことを問い直してもいる。
彼女が訴えかけようとしたものは、自分が当時軽々しく思っていたものよりも、ずっとずっと重苦しいものだったんじゃないか。
歴史の改ざんという、どこにでもありそうな、しかし誰も疑問に思わない「常識」の部分への、暗示めいたテーマが、いや、もしかしたら別のことかもしれない。
でも、ファンの無言の訴えが、彼女の死を惜しむ声が、ひしひしと伝わってきて、苦しくもあり、またはたと立ち止まって何かを考えさせられるものとなっている。
私はようやく今になって、彼女のことを身近に感じ始めている。



追記:ご遺族の方々へ。

ご遺族の方が、もしこの記事を見ていらっしゃったら、ぜひコメント欲しいと思っています。
私は現在ボイスドラマ、ラジオで流れるような声だけのドラマ形式のものを作る団体を持っております。
フルボイスでRBBをボイスドラマ化し、彼女の無言の訴えに対し、ひとつ報いたいと思っております。
もしご許可をいただけるのなら、作画を使用し、「続」も含めたRBBをすべてキャストを総動員し、彼女の作品を、彼女の魂を訴えていきたいと思います。
今までのご心労、ここで文字で書くにも、眼前にしたとしても、あまりあることだと思っておりますし、筆舌に尽くしがたく、どうお心をお慰めしてよいかわからぬほどです。
なので、もしご検討いただけたら、もし、公開してもよいというのなら、全力で作らせていただきたいと思います。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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