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あさかぜさんは見た

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02/08

Fri

2008

Я・K works satie piano albam



あれれ?絶版になってる。高値ついてる。
今でも時折聞く、サティーのピアノコレクション。
昔どこで見たのか、深夜の番組で、日本のB級映画をやっていた。
女の子か忘れたけれど、廃墟の中マシンガンで人を撃ち殺すシーンでサティの「ジムノペティ」が流れて、他の音は一切なくスローで人が死んでいくのが印象的で覚えている。

サティの曲は昼には聞きたくはない。
夜に、しかもほどよく酔っ払いながら聞くのがいい。
すると静寂の中の陶酔感にどこまでも落ちていける。

サティーの音楽には感覚を麻痺させるような奇妙な感じを受ける。
だからお酒に酔うと、余計にそれが感じられて楽しいのかもしれない。
静かでゆるやかな楽しみ方だ。
はしゃぎもしない、落ち込みもしない、すっと伸ばされていく感じだ。

刺々しくないものの特長を説明するのはとても難しい。
輪郭が鋭敏だとか、音が斬新だとか、まったくそんなことはない。

ただノスタルジックなフィルム映像が浮かび上がる。
ごくごく自然でありふれた家庭の映像で、果樹や草が窓からずっと広がっていく。
変な感じ。

そう、例えていうならばサイレント映画にも似ている。
沈黙の詩が、音の中に無数に潜んでいる。

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07/20

Fri

2007



へへ・・・アマゾンで注文していたものが届きました。
他にもついでに何枚か購入したのですが、一番のお目当てはサイレントヒル2,3の音楽でした。
私、プレーステーションを持っていないので、ゲームそのものはやったことがないのですが、サイレントヒルの音楽はWEB上で聴いたことがあるため、早速購入しました。
今書いているホラーの世界観にぴったり。
ベースはホラーなのですが、どことなく聞いているとアメリカの大地の乾いた感じが思い浮かびます。
2は湿気があって、3は乾いた感じかな。
このゲームの音楽、アメリカという国の世界観ともマッチするんじゃないかなと感じたり。
私なんかカジノの帰りにハイウェイを長距離バスですっからかんになって走ってきたときのすっきりした感じと窓に広がる荒野や山々の景色を思い出したりします。
ホラーといっても、サイレントヒルの世界は美術的にもこっているので、音楽も怖いながら、綺麗な部分があるところが大のお気に入りです。
1の音楽はハリウッドで映画がリメイクされましたので世界的に有名になりましたが、ちょっと世界観に合いすぎた音楽だったため、おどろおどろしすぎました。
大正琴のメインテーマは少しきつく感じ、世界観がわかっていないと、少し耳障りに感じたものですが、こちらのサントラは、「アメリカあたりで起こっているホラーの話の音楽っぽい」というあいまいなイメージを持ってもらうと、ゲームをやっていなくてもすんなり入っていけるのでは?と思っています。
実際私ゲームやってませんから。
サイレントヒルの音楽を聴いていると、閉ざされた世界の中で起こっているという感じがします。
それと対照的に広大な世界観があるような音楽はバイオハザードだったり。
しばらくこれ聞きながらモノ書きたいと思います。

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04/20

Fri

2007


2010年3月8日、動画追加しました。
ファルコムは音楽著作物フリー宣言しています。
かっこいいー。

星の在り処 フル・バージョン
 作詞:浜田 英明 編曲:和田 耕平 歌:う~み コーラス:伊藤 和子


君の影 星のように 朝に溶けて消えていく
行き先を失くしたまま 想いは溢れてくる

強さにも弱さにも この心は向き合えた
君とならどんな明日が 来ても怖くないのに

二人歩いた時を 信じていて欲しい

真実も嘘もなく 夜が明けて朝が来る
星空が朝に溶けても 君の輝きはわかるよ



さよならを知らないで 夢見たのは 一人きり
あの頃の 君の目には 何が映っていたの?

二人つないだ時を 誰も消せはしない

孤独とか痛みとか どんな君も感じたい
もう一度 見つめ合えば 願いはきっと叶う


夜明け前 まどろみに 風が頬を 流れていく
君の声 君の香りが 全てを包んで満ちていく

思い出を羽ばたかせ 君の空へ舞い上がる
星空が朝に溶けても 君の輝きはわかるよ

愛してる ただそれだけで 二人はいつかまた会える


~~~~

この曲はゲームのテーマソングなのですが、ゲームもやって、さらに歌もいまだに飽きずに何度も聞いております。
これだけ擦り切れるほど聴いた歌ってあまりない。
特に色違いの太字で記した部分がサビなのですが、これほど美しい歌詞を聴いたことがなく、この部分の言葉が一番好きです。
全体的に綺麗な歌詞で音楽もよくファルコムいい仕事したと思っております。
ゲームソングじゃなければ売れたのになぁと純粋に思うわけですが、昔から何かとゲームをやって育ってきたので、やってないゲームのサントラもほとんどあてずっぽで買って、「ああ損した」とかよく思ったりするのですが、たまに当たったりするととても嬉しく、聞く時間が確保できれば買ったりします。
でも少し悲しいのが、ゲームとかアニメのサントラコーナーって少し近づきがたい雰囲気に包まれています。
気のせいかもしれないけど、こう・・・萌え?みたいな美少女の絵がたくさんあったり、「そういう趣味はないんだけどなぁ」とか思いながらも探すのがちょっと気恥ずかしい。
最近はオンラインショップで購入するのでそういう気恥ずかしい思いをすることは少なくなったのです・・・逆にお店のほうが品揃え悪かったりして。
音楽とは関係ないのですが、DVDの品揃えもレンタルショップ同様売れるものくらいしか置いてないのでちょっとマニアックな部分がなくなって寂しいです。
売れるものおかないとお店潰れちゃうし、マニアな店ほど残らないのはちょっと残念。
この曲出てからだいぶたつけれど、流行らないかなぁ・・・
流行らせたいのだけれど(笑)





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09/01

Fri

2006





はい、こっちなんです。
こっち↓じゃないですよ。





実は私はこの世代ではないのです。
ちょっとだけ生まれるのが遅かった。
もう少し早ければ、じっくり聞いていたかもしれないけれど。
それで最近「異邦人」が耳から離れなくて、ついに買ってしまいました。
内容とはぜんぜんリンクはしないのですけれど、カミュも読み直そうと思っています。
よくテレビの名曲なんとか、とか、過去のトップ10とか、そういうのでサビだけは知っていました。
それで、一度聞いたら耳から離れない。
最近、「異邦人」って題名で小説書こうと思ったら、曲が脳に湧き上がって離れない。
しかし、サビしか知らない。
どうする!
どうしちゃうの俺!
という感じでついにムラムラとした気持ちを払拭するために購入。
このアルバムじっくり聞きましたが、なんか懐かしい。
「宇宙戦艦ヤマト」の作曲家、宮川泰さんや、羽田健太郎さんの音楽に慣れていた私は、ここらへんの時代の音楽を聴くと、なんだかあったかみが思い浮かぶのですね。
歌詞も凄いなぁ。



~最初の部分を抜粋~

作曲・作詞:久保田早紀

子供たちが 空に向かい
両手をひろげ
鳥や雲や夢までも
つかもうとしている
その姿は きのうまでの
何も知らない 私
あなたに この指が
届くと信じていた

~ここまで~



もう、最強の殺し文句です。
今は結婚なさって苗字も変わって久米小百合となって活動しているようです。

(Mission photos)
http://www.gospeljapan.com/gospel/kume/ 

どれも、哀愁あふれる曲で、懐かしさがあふれてくるなぁ。
こういう、恐ろしく魔法がかった強烈な言葉を編み出したいな。
誰もが振り向き、その心に言葉をうつしていくような、そんな言葉を編み出せるようになりたい。
澄んだ声で歌われるから余計にすすーっと心に入ってくるようで、ヒーリングミュージックですな。
さて、鬼のようにお話書こうかな。

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06/28

Wed

2006





私、音楽は恐ろしいぐらいつまみ食いで、結構フィーリングが合わないのは聞かなかったりするのですけれど、久しぶりに丸々一枚買ってもいいかなと思わせる良質のアルバムに出会いました。
毎日聞いて、
「あんじぇら~でへへ・・・」
とか、変な笑いは浮かべてませんから!

最近長編製作のために、家から一歩も出ない生活が続いておりますが、この前久しぶりに外に出たときに、毬藻(阿寒湖のね)が水槽に入っているのに見入ってしまい、たいそう癒しのオーラを感じ取ったとき、
「ああ、俺ってこんなに疲れているんだ」
と、悟りました。

ああ、ところでこのCDの話ね。
ファイナルファンタジーやアニメのエンディングテーマに使われるなど、歌詞や音楽が泥臭くなく、爽快な感じと、時折幻想的な感じがします。
無駄な不純物が一切落とされて、伝えたいことだけを絞って伝えているような感じが、今の疲れた心にすっと響いてくるのかなと思ったりします。
最近は、番組でもまともに歌ってなかったりとか、本当に実力のある人が少なくなってきているような気がします。
好みの問題だからダメとか言わないけれど、ああいう世界のことだから、受けが悪くて、実力のある人はまだまだ日の目を見ないで埋もれているのかななんて思ったりするのですよ。
そういう中で、歌唱力もあるし、ちゃんと「歌を歌える実力」を備えている久々の人にめぐり合えた感じがします。

人気というのは、誰かの支えあってこそ成り立つものですが、あたしゃ~ひねくれものなので、たまに俗世から解脱?いや、脱出したいと思うことがあります。
だって、24時間(夢の中でも見る時があるので、寝た感じがしない)人間の汚い部分や綺麗な部分を見つめるのですよ。
自分のことも含めて「人間なんか嫌いだ」と叫びたくなるときがある。
もうそうなったら、わやです。
旅に出たくなる。
しょっちゅうだけど。

そんな荒みつつある気持ちの中で、このアルバムを聞きながら、乗り越えていこうかなっていう綺麗なまとめ方で、いかがでございましょう?
暗記するまで聞きます。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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