飲食店勤めが長いので、中の人の気持ちというか、中の人の事情が少しわかる。
だからチェーン店とか、バイトに頼っている店とかは、中の人の愚痴も聞いているので、ある意味覚悟しながら行く。
この前だって、ラストオーダー30分前で店内にお客さんが誰もいない状態で入ると客席からモロ見えのキッチンの人から「誰あんた?」って目で見られただけだったし、「まだやってます?」って聞くまでお客さんだとも認識してもらえなかったし。もうしょうがない。そこ居酒屋じゃなかったけど「片付け終わってるのに、まさか客来たの? やめてよ」って心境はよくわかる。
そして今チェーン店、他の会社行かなくてもコロナのご時世、業態のシフトチェンジできてないところほど(従来の店舗型から変えられないところほど)、お客さんももどってきてないし、中のバイトさんほど「楽できるなら楽してお金もらいたい」って心境充満しているの今働いててよくわかる。
そもそも飲食店って労働基準法に厳格に照らし合わせると成り立たない商売がほとんどだから、時代が変わるとあからさまに、その弱点、むしろ本性が出る。
まぁ、中の人だから余計なこと書きましたけど。
頑張って欲しいというよりも、もう以前の時代は既に終わったという認識で色々なことを受け止めています。
======本題はここから=======北海道の中で、つまみ食いをしながら片道100kmくらいは平気で移動したりすることをするけれど、以前にも書いたもの2つありました。これは宿泊込みの移動でした。
でも、この2つの食べ物、スイーツでしたけれど、初めてスイーツ以外のものが今回殿堂入りしました。
スイーツ部門は
・【フェルム ラ・テール美瑛】のプリン
ーー食べた瞬間笑う。人は本当に美味しいものに出会うと笑う。自分も創作料理他者に提供しているからよくわかる。
・【西興部(にしおこっぺ)道の駅】のストロベリーソフトクリーム
ーー北海道でソフトクリーム食べた中でも群を抜いて苺感が強く酸味と甘みのバランスが最強に取れてた感動イチゴソフトでした。
そして、今回初めて
・【仁木町 ベリーベリーファームレストラン】のマルゲリータピザ
が入りました。
ーー生地に使っている粉も美味しい事ながら、トマトソースが他の追随を許さぬ美味さ。
こんなコクも旨味も甘みもバランスのいいトマトソース通年出しているのか、それともたまたま出来が良かったのか。通常舌先や中ほどで終わる美味さが喉の奥ギリギリまで伝わってくる。このような味わいは、野菜を長距離輸送して商品化しているものでは絶対に出ない奥深い味。
(予想するに)自家栽培の強みが最大限に出ていて、生バジルの葉もフッとした香りと味のアクセントになっていて絶品でした。
そもそもトマト缶とかでは絶対出せない味ですので、マルゲリータピザを食べるためだけに来ても損はないくらい。
有機栽培のワインが何種類か売っていますが、その中でも山ぶどうのワインが凄い。
初心者に優しくないワイルドさがあるワインで山ぶどうならではの酸味とその奥から伝ってくるかすかな甘みと森林浴をしているかのような香り、ぶどうの奥深くに、地べたの草を嗅いでいる草食動物なら我を忘れて食らいついているかのような草の味わいもある。魚料理に合うような香りよりも、やっぱり森の中の生き物、肉、肉、肉に似合う香り。
山ぶどうを食べた方なら、絶対うなる結構珍しい山ぶどうワイン。北海道の中でも売っているところ、なかなかないと思います(他の情報提供お待ちしております)。
絶対に買う価値あり。ワイン好きで、5千円以上のワインで、尚且つ森の感じが好きでワインをお買い求めている方は、これは安いですよ(現段階では4000円で買えます)。
旅番組でも作ろうかな。
面白いだろうな。
北海道には本当にいいものが沢山あるから紹介して歩いてもいい。
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http://asakaze.blog.shinobi.jp/%E6%97%85/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A3%9F%E3%81%B9%E7%89%A9%E6%AE%BF%E5%A0%82%E5%85%A5%E3%82%8A%E4%B8%80%E3%81%A4%E5%8A%A0%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F北海道の食べ物殿堂入り一つ加わりました