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あさかぜさんは見た

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11/23

Sat

2024

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05/02

Thu

2019

きっと、演技やら文章を書くやらをして入り込みすぎると自我を失うことも考えられるだろう。その時に最も自分に正直であることが元の自分へ返ってこれる道しるべになる。だから無様でも情けなかろうとも偽らない自分を記録しておく必要がある。
そしてもし祭り上げられた時にも、等身大の自分の記録が役に立つ。

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03/28

Thu

2019

あつま、と読む。
昨年九月に起きた北海道胆振沖地震の中心地だ。
ずっと気になってはいたけれど、室蘭方面へ用事があったため、寄ることができた。
寄ってみてわかったことだが、北広島市から約一時間と少しでいける。
結構近い。
厚真町は農業が中心の地域で米がほとんどらしい。
その他、じゃがいも、かぼちゃ、ビーツ、豆等を輪作しているという。
先日伺った時、偶然にもハスカップの報告会のようなものをやっていて見てきた。
ハスカップって何? と道外の人に聞かれたけれど、イメージとしてはブルーベリーの酸味が強いもの、と言ったら方向的には掴めると思う。
実際実も小指の先ほどで、ミニトマト程度の直径でビワのような形をしている。
このハスカップ、モリモトというお菓子屋さんが製品にしているので新千歳空港で見かけることができる。
報告会ではハスカップをもっと宣伝して復興を後押ししていこう、という内容だった。
実際地震直後に物産展への出店を打診されて奥様に「馬鹿じゃないの?」と言われながらも出店して手ごたえを感じてきた「ハスカップ王子(本人談)」の報告や、地震や風で被害を受けた樹木をどうしたらいいかのレクチャー、ハスカップが大腸菌の繁殖を妨げる効果があることなどやっていた。
実際、全体の作付面積から見るとハスカップの面積は小さいながら、ハスカップ生産量日本一であると同時に、高品質のハスカップを作り続けているとのことで、ハスカップを全国区にして、どんどん厚真町をアピールしよう&復興のためにハスカップの苗を渡すので作りましょうと、なかなか未来のあることを言っていた。
中心部に「しゃべーる」という新しい施設があって、そこでランチをやっていたがハスカップアイスクリームと味噌アイスクリームを食べたが、どちらもほんのりと味がして牛乳は濃厚だけどもさらっとした甘さで食べやすかった。
「しゃべーる」では他にも手作りの木の食器や器、小物など販売していたが、注目商品は「大豆製品」だった。
まず「雪ほたる」という豆腐。
これが絶品。ババロアのような食感で甘みが強い。絹ごしも木綿も硬さとしては、それほど大差はないほどだけれど、この不思議なまろやかな舌触り、どうやら「おから」を出さない豆腐らしい。
絹ごし、木綿以外にも厚揚げ、油揚げがあるけれど、カップサイズの小さなものもある。味がいくつかあって、柚子や枝豆、ごま等、6種の味があったけれど、ほーんのりって感じの味付け。
「あー、いるいる。いるよー」と感じられるけれど、醤油をかけたら強いし、ポン酢なんてもってのほかだし、そのまま食べたけれど、豆腐自体に甘みがあるのでスーパーの安い豆腐とは全く違って、そのままでも楽しめた。
そして、最強の味噌。塩辛くもなく薄くもなく味噌汁なんかにすると甘みがふわっとくる。豚汁家で作ったけど何杯でもいけた。

今もまだ仮設住宅で暮らす人が大勢いた。
2年と言っていたかな。期限があって、いずれは公営の住宅に引っ越す予定なのだそうだけれど、どうなることやら。
実は厚真町の周辺地域も仮設住宅を設置している場所がある。
半年経ったけれど、そう簡単には……という印象を受けた。
観光所の人は「危ないところでも農家の人は出ていって働いてますよ」と言っていたから、季節は待ってはくれないし、農地があるからには働かなきゃ食えないし頑張らねばと思っているのだろう。
厚真町の人たちは、どこか垢ぬけている印象を受ける。
見てきた人は人当たりが良くて明るく、前向きな印象を受けた。
そして地元愛が強いんだね。
本当は泊まろうと思っていたのだけど宿泊施設が予約でいっぱいで泊まれず、前日用事の帰りに苫小牧に泊まり、朝は北寄貝を食べ、厚真町に向かって上記のようになった。
やはり震源地。
テレビで映っていたけれど、山が皮一つ向いたように剥がれ落ちていた。



だいぶ整備が進んでいたが一部、車よりも高い土砂が流れ込んでいた場所があった。地震当時の山側の道路はこのように埋もれていたのだろう。
※クリックすると大きい写真が出てきます。




斜面が流れてしまったのがわかる。
写真のような場所がかなりの範囲で続いている。

特に235号線沿いの斜面が結構やられていて、当時の凄まじさを残していた。
厚幌ダムまでは行けたのもの、そこから先は通行止め。
今も復旧作業が進んでいる。
さすがにダムは頑丈なのか崩れたような場所は見受けられなかった。
鳴き声がするので遠くをよく見てみると、白鳥のような鳥がいる。
頭や体に色がなく真っ白だったのでタンチョウではないだろうが、編隊を組んで空を飛ぶ姿も見られてとても綺麗だった。
明けない夜はない。
厚真町の人たちは、そんな思いで頑張っている。
帰り際「こぶしの湯あつま」で豚丼を食べた。
全て厚真町産にこだわり、放牧豚、米、豚肉を焼く炭と全て地元の物。
特盛を頼んだけれど器からはみ出ていた。
器にもこだわっているようで、地元で作られた一点もの。
タレは甘辛というより辛寄り。肉の甘みを引き立てる。
米が恐ろしく美味しかった。
「さくら米」という地元の米を使っているみたいだったけど、欲しくなって後日探して地元のコープにあると聞き買ってしまった。
選りすぐりの高品質ななつぼし。
電気釜で炊いてもやっぱり美味しかった。

また時間があったら豆腐とかを買いに行こうと思う。
そして地元でもハスカップ製品が手に入るといいな。
パッと見たところでは見つけることができなかったから。

後日、地元でハスカップの塩漬けをおにぎりに入れて食べたりしていると聞いて、「しゃべーる」で食べる機会があった。
シソ梅のような味とNHKの番組で見たけれど、本当にそれに近い。時折ちょっぴり甘さが攻めてくる。不思議な味だった。でも美味しい。
また行きますね。

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03/17

Sun

2019

ラジオ体操

筋トレを毎日していると体がどんどん硬くなってくる感じがある。
酷い時には全身が錆びきっているんじゃないかと思うほどに動かない。
ストレッチが大事。
よくわかる。
しかし問題は内容だ。
どんなストレッチをすればいいんだ。
ストレッチの本など色々ある。
正直読むのが面倒だ。
自分にピッタリ合う本を探すのも手間がかかる。
何かないのか。

・・・
 ・・・
  ・・・
   ・・・あっ! ラジオ体操やってみるか!

これが滅茶苦茶いい。
運動始める前にラジオ体操。
第一第二通せば完璧だけど第二だけやってる。
第二の方がちょっとハード。
これをやってからの筋トレ。
筋トレと言っても、アプリを使っている。
有料のと併用しているけれど、タダならNikeのアプリが一番いい。
初心者に全然優しくない。
初級なのに、やり始めついていけない。
投げ出したくなるし、正直出来なさ過ぎて泣いた。
優しくないから筋肉が反発してくる。
一か月前は30分運動して倒れていたのに、今は余裕があるくらいになった。
基礎体力って何だろう。
瞬発力と持久力の筋肉は全く違うという。
例えば短距離走のランナーが長距離で勝てなかったりするのは、その筋肉の構造にある。
1日8時間立ち仕事で働き10時間以上は立っていたにも関わらず、筋トレの初めは倒れるほど疲れた。
今まで飲食店で重い物持ったりとかする筋力など、筋トレメニューの前では何一つ役に立たなかったのだ。

さて、問題はそこだ。
自分は動いていると思い込んでいた。
しかし筋力などまったく鍛えられていなかった。
いかに体を使う仕事でも、使っている筋肉は決まっていて、使わない筋肉はどんどん衰えているという事実がそこにある。
試しにその場で足を思い切り振り上げて全力ダッシュするように足踏みしてみて何回出来るのか。
足を上げるという筋肉、意外に使ってなかったりする。
往復1回で50もやれば疲れてくる。
本当に? って思ったけど事実だ。
上がらなくなってくるんだよ。足が。

思っている自分と、実際に体験する自分は違う。
「過去にそうだった自分」は「今体験していく自分」とはかけ離れている。
悲しいほどにかけ離れている。
だからゼロからやるような気持ちでやっている。
前から実感していた酢酸。黒酢を飲む習慣を復活させる。
どっと疲れるのを軽減してくれる、よいアイテム。
そして、1日の始まりはラジオ体操。
ラジオ体操は万人に通用する、よいストレッチだと勝手に感じている。
動かさない体にも、動かしている体にも、本当によくきく。

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03/11

Mon

2019

1か月経ち、ようやく筋トレしてもバタンキューせずに1日に余裕が持てるようになってきた。
そうなるとどうなるかって? 余計に負荷をかけたくなってくるっていうね。
僕が今から考えていることは、筋力などは老人になるとバリバリの頃より半減するという。
能力もそうなのなら「ああ、今の3倍は努力しないといけないってことか」ということ。
長生きって素敵なのかな? わからないけど。
長生きそのものに魅力なんてない。
だって僕は作品がいいかどうかだけでしか判断されないんだから。
もういい作品が作れないと感じたら死ぬしかない。
それまでにちょっとでも名をあげていたら、耳を傾けてくれる若い人に、一人もいないかもしれないけど、ちょっと語るくらいのことはしておきたいな。
終わりはいつ来るかわからない。
でも終わりはいつか来る。
この見極めも「自分の命に対する相場観」なんだ。
これだけは他人の評価じゃない。
自分の評価でしか動かない。

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03/11

Mon

2019

THE GUILTY ギルティ



デンマークの映画。
映画館で見られた。間に合ったよ。
宣伝が面白そうだったから見に行ったけど、ユージュアル・サスペクツ以来にシナリオで興奮しました。
だって、ほとんど主人公の男の人の顔しか映ってないんだよ?
信じられます?
1時間半近く、ずっと主人公の顔。
そんな映画初めて見たし、映画なのに、目をつむってもいいほど。
警察の緊急ダイアルの電話番で(日本で言うところの110番通報)、ずっと音声だけ聞いて事件を推理して、電話番が積極的に事件に介入していって何とか解決しようと奮闘する映画なのだけど、通常電話番が介入するようなことではなく、どうして? そんでどうして制服この人だけ違うの? みたいな。
積極的に現場に介入するあたり、外回りが本職だったのかなぁとかね。
でもほとんど見所はシナリオにあって、主人公のヤコブ・セーダーグレンという人しか映っていないにも関わらず、上手い。魅せます。
一緒になってずっとドキドキしているし、彼が何故かずっと苛立っている様子が、なーんかおかしいよなぁー? これ本当に事件だけでイライラしているの? と思いながら、その理由も徐々に明かされていく内容。
ギルティという題名に相応しいシナリオ内容となっているけど、演出も最低限。削りに削った表現でシナリオそのものの面白さが出ている。ギルティ(有罪)が主人公にじわじわ降りかかってくる、見てて落ち込みながら眉間にしわ寄る精神のダウン&アップ&ダウンが素晴らしい。
こんなに主人公側に引き込まれて自分のように感じる映画も珍しいかも。
過去にソードフィッシュという映画があったけれど、こっちが視覚の錯覚だとしたら、ギルティは想像の錯覚になるかな。音の錯覚。
見る人がひたすら音声を一緒に聞きながら、主人公と同じような気持ちになって現場を想像することになるから、途中の大どんでん返しも主人公と一緒になって「え?」とか「あーーーっ!」とか、妙な溜息と汗が出てくる。
エヴァンゲリオンかってくらい、何秒か硬直したまま動かないシーンがあるけど、やっぱり編集の間がいい。緊張状態や放心状態や考えている様子をみごとに表現している。
その動かないシーンすら、かたずをのんでしまうくらい。
食べ物や飲み物なんて買ってたら一回も手が付けられないところだった。
何か詳しいことを説明しちゃうと、もうそれだけでシナリオの面白さが半減しちゃうから、なかなか書くに書けないけれど、あー、自分もこういうシナリオ書きたいなぁって思った。
シナリオが面白ければ、野郎の顔しか映さなくても(低予算でも)1時間半も引っ張れるどころか、あっという間の内容にできるんだと痛感した。
見ることが出来てよかったよ。
勉強になった。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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