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あさかぜさんは見た

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05/04

Fri

2007

父親たちの星条旗 硫黄島からの手紙




「なぜ始まったのか」という理由はどこにでもある。でも終わってみれば、「なんのための戦いだったのか」という疑問がふと浮かぶ。日本でもこんな懐の深い映画を作る人がいないのだろうかと思ったけれど、映画としてとても面白かったです。

「父親たちの星条旗」は、硫黄島での戦闘よりも星条旗にまつわる人間ドラマと言ったほうがよく、戦闘シーンは「硫黄島からの手紙」のほうが断然多いです。両者に共通している人物像は「国の事情に巻き込まれた人たちの心理模様」です。

「トラトラトラ!」も一緒に載せたのは、70年代の古い映画なのですが、真珠湾攻撃直前直後までの様子が公平な視点で描かれています。「パールハーバー」のような、いかにもハリウッド的、タイタニック路線でいこうや、みたいなスポンサーの興業的な意図がミエミエのいやらしい映画とはまったく違います。

例えば、ちょうどよく今憲法9条のことで何かと話題になっている。私自身は軍隊を持っている矛盾を解消するために憲法の条文をあわせるべきだとは思うけれど、私自身は米軍への日本国外での補給活動を含める軍事行動は排除すべきだと思う。「自衛」という観念でどこまで軍事行動を認めるかは大きな論点にはなるだろうけれどね。ミサイルも核も細菌もある時代で「自衛」の範囲はとことん、ほとんど地球全土に及ぶほど広がる。

しかし国外での外国部隊への補給活動においてはよく考えたほうがいいと思う。補給こそ戦争の要であって、補給なくして戦争はできない。つまり、補給こそ戦争行為そのものだからだ。それをもう少し認識したほうがいいとは思っている。「日本は戦争をしない」という思想を貫くのなら、その思想に根ざした動きを徹底させるべきだと思う。

日本は戦争に負けた。負けて、ここまで来た。我々は何を失って何を得たのだろう。そんなことを考える人間は若い人の中ではほとんど見たことがない。太平洋戦争・大東亜戦争で戦った日本人たちは、何のために死んだのだろう。何のために殺したのだろう。国を守るため?歴史を守るため?民族としての誇りと名誉を守るため?

たった一日でも平和を伸ばすために、どれだけの人が犠牲になって死んでいったのか。どんな思いがあったのか。硫黄島のほうではよくそれが出ていると思う。

ナショナリズムという言葉がある。政治学を見れば小難しいことが書いてあって、結局わかったようなわからないような感じで終わる。

私はナショナリズムというのは、土地を愛する気持ちだと思う。友を愛する気持ちだと思う。大事な人を心から思いやる気持ちだと思う。それらは、人間同士の人情的な付き合いから当然うまれてくるものだと思う。そういうものが、国を愛する気持ちになるのだと思う。

本当に美しい国ってなんだろう。彼らの死に値するだけの国ができあがっているだろうか。アメリカ人や日本人たちが流した血に値するだけのものが出来上がっているだろうか。

私は国が真に滅びるときは、国民が誇りを忘れ去った時だと思う。「こんな国なんてどうでもいいや」とかいう気持ちが蔓延した時にはきっとガタガタになる。

ナショナリズムを小難しく展開しなくてもいい。ただ、「自分たちは何者であるか」という認識を持っていなければ、名前も名乗れない人間に等しい。

日本人が日本人であるための定義なんて都会に行けばぶっ飛んじゃう。日本。日本ってなんだ。高層ビルやネオンきらめく繁華街や経済事情に振り回される人たち。きっと彼らにとってはどうでもいいことなのかもしれない。そしてそこに育つ子供たちはどこか打算的に物事を考える癖がついている。かく言う私もそう。とことん打算的な思考がついてずる賢く動くようになった。

日本人は何を守って戦ったのだろう。長い年月がたつと、とことんわからなくなりそうで、今でもモヤモヤとした気持ちが残っている。

ぜひ、片方だけではなく両方見てください。

いずれ、日本人監督の中にもアメリカに恩を返せるような懐の深い監督さんが育っていくことを心から願っています。

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12/26

Tue

2006



THE黒澤でございます。
最近の映画は技術が進んでいるせいで、CGなんぞ使ってごまかしたりするのですが、黒澤映画を見て、馬走る、人走るのリアリティーってやつがわかったような気がします。
やっぱり本当に馬とか人を走らせるリアリティーにはCGじゃできません。
内容は、殿様が三人の息子がいるうちの長男に家督を譲ると言い渡し、その殿様が長男に家督を譲ったからにはきちっとしてもらいたいと、徐々に虐げられ、その隙に乗じた次男が長男と殿との一掃を計っていくのですが、映像の迫力たるや、「ああ、これが映画なんだなぁ」と感嘆させられます。
各陣営によって色分けされた兵馬の動きが芸術的とも言える領域にまで高められており、こういう色彩感覚にあふれた合戦映像も古今東西なかなか見られないかと思います。
とにかく綺麗なんですよ。
練りこまれたシナリオは、まるで芥川龍之介のような簡潔かつ、内容奥深きスパイスがちりばめられていて、二時間半の長さすらも感じられません。
非常に教訓めいたシナリオになっておりますが、本当の「乱の根源」は何なのかということを考えていくと、考えれば考えるほどわからなくなりそうです。
でも「乱を治める」には、「許し」が必要なのではと…というか一番怖いのは「女」だね。
したたかすぎる女は本当の修羅と言えるのでは。

さて、仏はこの人間の世を嘆いているのか、あざ笑っているのか…あざ笑うと思えばあざ笑い、嘆いていると思えば嘆いて見えるこの世の不条理さが、見事に出ています。
ああ…ひとつ気がついたことが…役者も訓練されていて凄いけど…馬も凄い…徹底的に訓練された馬が整列してきちんと走る姿には圧倒された。

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12/12

Tue

2006





一番上の「トラフィック」はメキシコとアメリカの密接な麻薬事情を克明に描く傑作。

「ロード・オブ・ウォー」は、実在の武器商人をベースに作り上げたお話です。

「トラフィック」では、コカインに溺れる対象が、いい大人ではなく、どこか虚無感を抱えたようなティーンエイジャーというところがいかにも深刻です。
日本にも合成麻薬などが現在はびこってはきていますが、コカインなどがもっと手に入りやすい環境だったら、アメリカのように溺れていく子は多いのではないかと思います。
なぜ、と言われると、「虚無感」というものから説明しなければならないのですが、いまだにこの感覚を説明できないでいます。でも、感覚だけはしっかりあるんですよね。不思議なものです。
なぜ、アメリカで市場が拡大していくのか。
なぜ、アメリカで高校生たちが麻薬を摂取してしまうのか。
仏教で言うところの刹那主義的なものが、人の闇として国家を蝕んでいるわけです。
そしてこの日本にも。
精神的な空洞ができると、人はその穴を埋めようとします。
欠けたものを何かで補おうとするわけですね。
今のところ、自分の直感では、虚無的な感覚ができるのは、「何かを充実して追うよりも何かに追い立てられている」からだと思いますけれど、これからも日本はアメリカに近づいていくと思います。
いい意味でも悪い意味でも。

さて、「ロード・オブ・ウォー」は、宣伝でも言っていたから、最初からぶっちゃけちゃいますけど、最大の武器取引先は「アメリカ合衆国」だと武器商人役のニコラス・ケイジは言うわけです。
武器を売るやつが戦争を仕掛けているのか、それとももっと大きな存在があって、武器商人は保護されているのか・・・さあどうでしょうか。
結局、アメリカは武力を維持するために武器を売って武力を維持しているということになります。
アメリカのみならず、中国やロシアなどの大国も同じように武器を輸出して国家予算を補うことをして、その武器でテロなり戦争なりが起こったら鎮圧しにかかるわけですから、なんともお先真っ暗です。
ヤクを使いたくなる気持ちもわからないまでもないということですね。
文明を維持するための犠牲というものが、何によって支払われているのかということは、多くの人は考えようともしません。
日本はなんでしょう。借金をして文明を維持しているとか。

なんだか、なんともまとまりのない文章になりましたが、興味があればアメリカの二つの側面から見たこの映画をご覧くださいませ。
そして、特に「トラフィック」に関しては、恐らく日本も蚊帳の外ではなくなると思います。
日本の場合は合成麻薬と大麻が主流になりそう。

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06/18

Sun

2006




う~ん、原作は読んでおらず、渡辺謙を楽しみにして見に行ったけれど、まわりは結構中年層が多くて、若い人はそれに比べれば少なかったように見えた。
いや、それにしても、アルツハイマーで悩む強烈な苦悩を演じられるのは、日本では彼のほかにはいないでしょうというくらいの演じよう。
もしかしたらこの映画まるまる「THE渡辺謙」と言えるかもしれない。
どうして彼がこの作品に惹かれたか、彼の人生を知るものなら汲み取れるような気がします。
お見事ですとしか、言いようがないのですが、

それよりも、

それよりも、もっと驚いたのが、20分も出ていない大滝秀治が渡辺謙を軽く凌駕していたということに驚いてしまった。
いや~、凄い。
凄すぎる。
もはや達人としかいいようのない演技を超えた生身の迫力があります。
映画を見ていてもわかりますが、「ああ、この人は演技をしているんじゃなくて、台本から読み取った感覚を表現しているのだな」ということがわかります。
おお・・・鳥肌が立ちますよ。

国宝級ですな。

彼を主役にしたら、出演者全員が霞みそうな迫力。

渡辺謙の印象よりも、大滝秀治の印象が強烈。
あまりここでべた褒めしてしまっては、せっかくの渡辺謙の人生の結晶たる演技がそれほどでもないみたく読み取れてしまいますけど、そうじゃないんですよ。

それと奥さん役の樋口可南子も凛とした感じがして清楚で、弱さも強さも兼ね備えたすばらしい演技。
渡辺謙の奥さん役として霞むことのない対等の演技。
あれだけできるとは、実生活でも凛と一本通ったような強さがあるのでしょう。

もうひとつ、脇役もいい味を出していましたが、その中で最もたる人が及川光博。
お医者さんの役で出てくるのですが、ある事情を抱えた複雑な内面を、ぐっとこらえるような告白のシーンがとても印象深かった。

本編とはぜんぜん関係ないけど沢田研二も凄いんだよなぁ・・・
なんともいえない味を出す人

いやぁ、大滝秀治に惚れた。

キンチョールの宣伝心行くまで見よう。

http://www.kincho.co.jp/cm/

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05/20

Sat

2006

Vフォー・ヴァンデッタ





久しぶりに新作で、頭のよい映画に出会った気がします。
さすが、ハリウッド。
と、言うより、「マトリックス」を作ったウォッシャウスキー兄弟が脚本を書いていたのですね。
やっぱり、相当の教養人であり、インテリであることは、この映画のひとつの主題となっている「国家と国民」からもわかります。
要するに、そこに焦点を当てることで、国家と国民との間に自然と浮かび上がってくるものがあるわけです。
例えば、権力、政治、情報、支配や統制、国家と国民はいかにあるべきか、などのことが浮かび上がり、現代社会そのものを命題にできるわけです。
舞台は近未来のイギリスで、政府が独裁政権を敷き、国民を完全統制しているという設定。
ようするに、国家が国民をさまざまな抑圧(国民が抑圧と感じなければ抑圧ではないのだが)をしいて、国民を支配している。
それだけではなくて、例えば同性愛者、異教徒、不治の病を持った者の排除、夜間外出禁止令など、いわゆるファシズム的な思想で国家が成り立っている。

変わっているのが、この映画の主人公?となる「仮面の男」。
女性でナタリー・ポートマン(スターウォーズ、レオン)が出てくるのですが、仮面のほうはヒューゴ・ウィービング(マトリックスのエージェントスミス、ロード・オブ・ザリングのエルロンド)が、本作では一度も素顔を見せずに終わります。
今回も「マトリックス」のように、しゃべり方にたいそう特徴があり、台詞もウィットにあふれているので、なんとなく真似したくなります。
この仮面の男が、独裁政権の中に住む国民へ、「君たちはこれでいいはずがないのだ」ということを訴えるわけです。
この仮面の男が、革命的な思想の元に行動を起こしていくと言う話。

アクション映画と思いきや、そういう視点で見ると、たいそう地味な感じがします。
それよりも、ああいう娯楽作品と違って、主張と命題がしっかりしているので、たいそう頭も使わされ、苦手な人にはよくわからないまま終わるかも。

この映画を見ながら私が思ったことは、「国家」「国民」「情報」から浮かび上がる現代社会の姿です。
国家が国民を支配するのか、国民が国家を支配するのか。
国家は、国民に情報を与え、プロパガンダによって操作することにより、「恐怖」の観念から、「国家が国民にとっていかに必要なのか」ということを、本能的に植え付けて統制しようとしています。
さあ、ここで鍵になってくるのが「情報」の存在です。
現代のマスメディアは、あらゆる偏見によって、情報を国民へと伝えています。
偏見のない情報はまずありえず、現代人は情報と現実の区別がつかないくらい情報にあふれています。
本物の現実の生の情報は、現実を目の前にした当事者にしかわからないはずなのに、我々は、なんらかの意思を通して又聞きし、あたかも現実を知っているかのように情報を処理しています。
現実と情報の違いは、(どちらも情報なのですが)体験したことのほかに、情報を切り離しても、嫌がおうにも自分の生活にふりかかってくるのが現実です。
情報は、情報を切り離したら、あなたの生活の何にも影響を及ぼさないもののことを言います。
その区別ができないのは、情報を知っていなければ現実生活でのコミュニケーションや、その他の生活に支障をきたす恐れがあるからです。
つまり、情報を知らないことで起こる、現実の生活に対する恐怖観念が、情報と現実の境界線を消しているわけです。
さあ、話が長くなりましたが、マスメディアは本当に「真実」を伝えているのでしょうか?
例えば、ひとつの仮定として、その「真実」が、すでに意図的に流されたものだとしたら、すでに作為の情報でしか過ぎません。
上記のすべての意味で、我々はどれだけ「真実」を知っているのかといったら、ほとんど皆無になるはずです。
そのうえで、「あなたの生活を脅かそうとしている強大な悪の存在があります」と、情報を流されたら、とたんに不安になります。
「目に見えない危機が、現実になるかもしれない」という恐怖観念が沸き起こるわけです。
その不安になった状態で「国家が、この危機に対して対処し、国民に完全なる安心を与えることを実行しました」となれば、国民はとたんに「国家」という存在に信頼をおくわけです。
例えば、現実であなたが失業して明日のご飯も食べられなくなったときに、国家があなたへ職を与え、衣食住に困らなくなるようにしたとき、あなたは必ず国家を信じるはずです。
そいういう国民の感情を操ろうとする意思を国家が持ったときに、たとえ民主主義であろうと、いつの間にか国家を支配していた国民が、国家に支配されていく国民へと変わっていくわけです。
そうして、末期の状態になったときに、「ああ、自分たちは操られていたんだ」ということに気がつくわけです。
今回の映画の中では、素顔をあえて見せずに、仮面によって「象徴化」することによって、抑圧されている国民の精神の解放を訴え、正義と自由の存在は、どのような圧制や暴力にも屈せずに生き続けるのだという「革命の精神」を訴えることになっています。

ここからは映画とはまったく関係ないのですが、多くの議論の中で、まず前提とされないのが「正義」と「自由」の定義です。
個々人がまったく好き勝手にやれるというのは、少し「自由を逸脱した無法」を招きかねないのですが、どこから履き違えるのか、個人主義が横行してきているような気がします。
そうなると、国民は国家のことも国民自身のことも考えなくなるわけです。
私はそこから国家の荒廃が始まると思っています。
そういう国家の荒廃が始まると、個人主義の国民は見事に国家につけいれられるわけです。
これは国家が「悪」と言っているのではなくて、制御の取れなくなってきた国民を制御しようとする、国家の意思が働いてくるということです。
自分のことしか頭にない国民を国家が制御しようとしたら、わりと実行段階まで気がつかれずに容易にできるはずです。
都市社会では、個人主義の観念が強いために、隣人との関係が形骸的になりがちな欠点があります。
私たちは本当に心で繋がりあっていると言えるのでしょうか。
私たちは心で繋がりあうことによって、国民としての結束が出てきます。
大きな権力に対して、個々人では対応することはできません。
国民が国民自身を考え、国家に支配されるのではなく、自分たち自身が国家を作り上げていくのだという意識がなければ、まさに民族としての恥も尊厳も消え去るわけです。
「本当にいい社会とは」を再考すること。
それが今の我々に問われていることなのではないでしょうか。

と、映画を見てここまで思ったわけであります。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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