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あさかぜさんは見た

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11/22

Fri

2024

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11/26

Sat

2022

出産予定日まで一か月切ったため断酒

思い返せば、20年以上も酒を飲み続けてきた。
そしてここ10年ほどだろうか、ウィスキー半分を一日で空けてしまうくらいの立派なアル中を務めあげてきたのだが病気以外で人生初めて断酒している。
いつ生まれてくるかわからないため、飲んでいては車運転できないためだ。
2週間以上は経ったが、やはりかなり辛い。
そもそも自分が泥酔していく理由はとにかく「現実を忘れるため」だった。
過去の色々なことを、じとっとした感覚、床を転がりまわりそうになる心の苦しみ、突然思い起こされる過去の思い出から逃れるため、とにかく現実を忘れるのだと手っ取り早い麻薬に手をつけていたのだ。
早めに死にたかった。
酒に溺れてこれ以上生きていくことを放棄したかった。
自殺する勇気もなく緩慢に死んでいこうとしていた。
そんな自分にも好きになってくれる人がいた。
そもそも当時人生において一番大事なものを捨てる覚悟で北海道へと渡ってきて、自分が借金で苦しんでいるところに「これで返して来い」と札束を置き、助手席でいつも飲んだくれている自分とのドライブも楽しんでくれた。
風呂上がりに全裸で「風のタマサブロー!」と高速でタマキンブラブラさせると大爆笑してくれるような人だ。
自分から与えられるものも沢山あるだろうとは感じていたが、何よりも自分が一番与えられていた。
「よく笑うようになった」
と菩提寺の住職の母親に言われた。
そういえば、毎日のように笑っている。
笑っていない日の方が少ないくらい一日一笑生活をしている。
人間は一番大事だと思っているものを天秤にかけて失うかもしれないリスクを背負って決断できない。
それができただけでも凄い人だと思っていた。
家族の事では悪い思い出がぶり返すから正直子供はいらないと思っていた。
自分のような人間は親になったら無意識に親と同じことをするのではないかと思っていたし、実際少し似ているところがあって怖かった。
そういう理由で子供を欲しがる妻を泣かせてしまったことも何度かあった。
人が怖い。
内心何を考えているかわからないし、次の瞬間には暴言を浴びせかけてくるのではないかとどこかで構えている。
子供であろうと同じだろうと思っている。
自分自身もどこか世間ずれしていて、普通には生きられないことは認識しているから、やっぱり人とは距離を置きたいという気持ちもどこかにある。
自分から見るといいところなんてあまりないようにも思えていたが、妻のおかげでそうでもないのかもと思えるようになってきた。
料理を褒めてくれて、自分がおちゃらけていると笑ってくれる。キツイ下ネタでも笑う。こんな人もう人生において現れないだろうと思っている。
今年、大雪が原因で飲食を離れることになり、別業種を探している間に授かった子になる。
12月に生まれる。
思えば不思議な人生だ。
ここ10年ほどはキッチン業務をしていたから料理は結構いいものを作れるから嫁の家族にも好評を貰った。
料理の技術がなければ一生疎遠のまま、妻とも仲が悪くなっていたかもしれない。
色んなことを思い返すとタイミングよく全てが収束していっている。
生まれてくる子が20歳になる頃には還暦を過ぎているが、少なくとも中学生前に親の葬式に出るのはとても辛いことだろうと思うから、もう少し生きることにした
中学1年の頃にバイク事故で祖父を亡くした時、人から指摘されて初めてショックを受けているのだとわかった。
30年も前のことだが覚えているくらいショックが大きかったのだろう。
そんな目に合わせるのは少しかわいそうだ。
妻の大きくなったお腹に耳を当てると自分の2倍もの速さの心臓の音が聞こえた。
バクンバクンバクンバクンバクンバクン。
もうすぐ貴女は現れるのか。
沢山のことを話しあえればいいと思っている。
この先待ち構えている混乱の時代を乗り越えるため、現実と向き合っていくため。

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08/31

Wed

2022

悪夢を未だに見る

うなされていたと、虚ろな意識で声が届く。
毎日のように笑い合う時間の中で酒の量は増えていく。
夢は覚えていないことが多い。
なのに、確かに嫌なものは見ていたと、じっとりとしたものが意識にこびりついている。
夢の内容は覚えていないのに不快感だけは続く。
また酒に手を出す。
こんなことを20年以上も続けているのだから、そろそろ体が壊れる頃だろうと思っているのだが、なかなかその時が来ない。
幸福な世界の中にいるのに心に巣食っているもの、これはヘドロなのか棘なのか、はたまた元々あるものなのかわからない。
毎日笑い合い車の助手席で飲んだくれ毎日話し合って助け合っている。
そこに女の子も加わるのだから、傍から見たら夢のような生活なのだろうし、客観的に見てもそうなのだろうと思える。
以前よりもよく笑うようになったと他人から指摘されるのだから彼女には心より感謝したい。
人も羨むような生活をしながら悪夢だけは抜けない。
定期的に見る。
夢の中だと時折理解していて夢から覚めなければと声を上げる時がある。
それが声にならない声になりうめき声となる。
そのうめき声を聞いたのだろう。
ウィスキー1日で半分以上も空けてしまう生活。
普通には眠れなくなってしまった生活。
死ぬまで付き合うしかないのだろう。
せめて覚えていれば真夏の怪談として話でも残せたのだろうが不快感しかないのが残念だ。
なんとかして眠ろう。
酒を飲んで。

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07/08

Fri

2022

お休みの日に

安倍晋三元首相が銃撃されたニュースが昼頃に駆け巡った。
嫁のためにお弁当作り、ゴミを捨て、証券会社に口座開設の可能性ありとあり確認のために電話をし、同じ日に生まれた同姓同名の人が口座開設していたためエラーが出たとの回答に、生きているかどうかは知らないけれど、お互い生きていたら頑張ろうやと青空を眺めながら思い、昼食を食べて一息ついたところで事件が起き、プーチンの戦争といい、今回の銃撃事件といい、日本が変わるというよりも、
「世界の中の日本という場所や立ち位置が大きく変わろうとしている」のではないか、と直感している。
安倍元首相は改憲に対してかなり積極的な活動を行っていたし、この銃撃は明らかな民主主義の破壊行為だし、この事件のインパクトは相当大きくどう転ぶのか、それ次第によってはまた身の振り方を考え直さなきゃ。
飲食店辞めて新しい職場で頑張っている最中に大きな衝撃を受けた。
激動の時代。
日本だけが逃れることはできないのだ。
これからどんな知識をつけていくべきかな。
地政学かな。
金融関係かな。
経済学かな。
全部苦手なのになぁ。
生き残るための術を身につけていかなければ詰む。

これからトイレ掃除と庭の雑草取りと晩御飯と買い物と水汲みだ。

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06/01

Wed

2022

2022夏前の近況

抱負を言おうとしたけれど、今年初めはパスタ屋にいてスピード感のある業務に追い付けず悩んでいた。元々どんくさい。
去年だって抱負とロクに達成できずにいて自分のダメさに言葉を重ねてやろうとしないことを言い訳していた
飲食店の細かなことを書こうとすると苛立ちが噴き出て止まらなくなり、途中で書くのを止めて消してしまった。
結果的には今年初めの雪害でバイトに落とされ辞めることにした。
僕なりの思いだが飲食はパワハラの温床になりやすい。
今だって店員の目が死んだ魚の目している店沢山あって見ていられない。目を見るだけでも思い出すから辛い。
前の店など繁盛店だったが12時間拘束は普通にあって、やっぱり一日中そこにいるのだから独自の考え方、平成も終わり令和になった中コンプライアンスの意識も追いつかず、その店のハウスルールが優先されていた。
どの業界にも独自ルールがあり、その下にさらにハウスルールがある。
このハウスルールに合わない人も多いのではないだろうか。
そしてハウスルールだけに育てられた社会人も多いため、他の場所では通用しないような「常識感覚」が養われてくる。
職場を辞める原因の7割が対人関係だと言うから、僕も7割の中にはカウントされるのかもしれない。
年度前に辞めた。

季節は移り変わり、ここでダメだったら飲食は卒業しようと決めていた僕はまったく違うコールセンターで働いている。
そうしたら給料は以前よりも上がったし、きっちり8時間労働で帰れるし朝7時に起きて12時くらいには眠るという健康的なサイクルができた。
拘束時間は10分20分の誤差が出るくらい。
飲食にいた頃は仕事ができないのもあっただろうけれど、よくターゲットにされた。
あの人たちは仕事の効率化を教える前に叱責すればよくなるという考え方がまずある。
だからだいぶ精神的には病んでいたし、酒量は最高潮に達し、人間恐怖症みたいになって誰とも会いたくない時期があった。
ようやく金銭的にも精神的にも、僕の最も要の部分に関しては安定しつつある。
あとは職場が札幌の中心部になったから昔通っていた店にまた戻りつつあるので、どれだけ節制できるかだ。
人間国宝まで訪れた店にも通っていたから・・・完全に止めるってわけにはいかないんだけどね。

それと自殺願望抑えることにしました。
新しい命が出来たのでその子が20歳前にオヤジが亡くなるのも心によろしくないと思いましてね。

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12/27

Mon

2021

・「好き」は「自分勝手」。「嫌い」も「自分勝手」。人は己の鏡なり。

・人からの好きは素直に受け取り、人からの嫌いはその人の正面ではなく背中から見つめなさい。

・自分の好きを押し付けることは迷惑です。でも自分の好きを燃え上がらせることはとてもいいことです。

・嫌いを打ち消していくためにも好きを集めていこう。

・嫌いなものが見えて、つい自分の好きを押し付けそうになった時、わがままを言おうとしてることに気がつこう。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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