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あさかぜさんは見た

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06/24

Tue

2025

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10/06

Fri

2006

出会い系サイトと性犯罪

「小さな端末により多くの情報と機能が集まる時代になる」
と、書いたけれど、携帯普及にともない、ネットを通じた犯罪もより多くなる。

よく、出会い系サイトを目の敵にしたように取り上げるが、
はっきり言われてもらうと、「それはぜんぜんネットの世界を知らないね」と私なんぞは思う。
じゃあ、「出会い系サイト」というものを以下のものに置き換えられるとしたらいかがでしょうか。
「掲示板機能が整備され、もしくは付随してチャット機能などがあるサイト」
と、なるといかがでしょうか?
もう、ほとんどすべてのサイトが当てはまるようになります。
あとは管理の問題でサイトはどのような方向にも向きます。
どのような抜け道も存在するし、どのようにもすり抜けていけるのです。
出会い系サイトのフィルタリングがどれほどの効果があるかも、上記の観点からして疑問です。

あとは何の問題かって?
心の問題ですよ。
私たちが直面しているのは「目に見える問題」とは違う。
常に「目に見えない問題」を扱っている。

出会い系サイトを利用する前に、
「お金が欲しいからHすれば簡単にお金が手に入るからオジサンとでもHしよう」
ということを実際に行動に移すから犯罪が起こるのでしょう?

私はそのようなことを思わせる土壌がどこにあるのかから疑問です。
「遊ぶお金が欲しい」
「遊ぶにはお金が必要」
お金の使い道はなんでしょう。
化粧品、服、飲食代、夜遊び・・・
特に夜遊びは本来は未成年が入れないディスコ(って言うの?今☆)などを含めて、一日に一万くらいは軽く使うわけだ。

アメリカに行ったときに驚いたのですが、カリフォルニア州(州によって法律が違うのでここは特殊なのかも)はチェックが厳しくて、夜の9時を過ぎた辺りのアルコールの購入時やアルコールを出す店などへの入店には、ただのIDだけじゃ足りなくて、パスポートまで要求されました。
それを出さないと無理だって言うのですね。

日本もこれくらいはやればいいのにと思う。
夜遊べなくなったら、そういう未成年たちはどこに行くかって、恐らく別のたまり場所を求めてさまようのでしょうけれど、なぜ家に帰らないのでしょう。
家に帰りたくないから帰らないのでしょうね。

となるとですよ、「家庭での教育」がどれほど効果を上げるのかも疑問なのです。
さあ、正論が通じない。
言うことも聞かない。

じゃあ、どうするのですか皆さん。
お役所さんやメディアに出てくる人間の言うことが通用しているなら、もうとっくによくなっているはずが、どうしてよくならないのでしょう。

何かを言う前に、よく聞くべきじゃないのかな。

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10/05

Thu

2006

芸術家が死ぬとき

芥川、夏目、川端、三島、おじゃる丸の作者の犬丸りん。
少なくともプロ根性がある芸術家気質の人間は、常に「完成」に向けてひた走る。
それは逆に言えば「死へと飛び込む行為」にも置き換わる。
この中でより多く似ているのは、芥川タイプの人が多いのではないだろうか。
芥川と犬丸りん。
自分・・・のレベルで申し訳ないのだけれど、書いていて、「これではいけない。こんなものじゃ表現できない」そう思う。
例えば完璧に満足のいくものができたとして、次にそのレベルを下回るものに満足できるのだろうか。
できるはずがない。
妥協できなければ死ぬしかない。
なぜって?
普通はここで疑問に思うだろう。
これは芸術家がぶち当たる最大の壁だと私は思う。
自分の作り出すものすべてに不満が残る。
しかし、常に以前よりもよいものを作り出さなければ応援してくれている人以前に自分が満足しない。
責任感があるのなら、応援してくれる人にも申し訳ない。
もちろんクレームもくる。
自分が心血注いだものに「おもしろくない」と言われるのは、己のすべてを否定されること以上にショックを受ける。
それ以前に、自分で充分わかりすぎるほどにわかっている。
血と肉と骨から作り出したものだからだ。
そして、芸術は永遠に完結しない。
この「完結に向けて後戻りできない永遠の苦悩を続ける」のが芸術家で、その芸術が「完結しない」という矛盾を抱えている。
芸術とは、芸術で本気で生きるとは、常に「狂気と隣り合わせ」なのだ。

人間には覗いてはいけない深淵がある。
普通の人間は見ることなく一生を終わるのだけれど、作家は「人間」そのものをテーマにするものだから、見えたものをとことん、それが何か知ろうとする。
その過程で人間の深淵部に入る。
その深淵部に到達するとある一種の矛盾を見ることになる。
これはロジックの矛盾なのだが、生物という観点から見れば、あって当然のものだ。
そして、作家は知る。
「人間とは動物の中でも特殊で・・・な生き物だ」と。
私が「・・・」と書いているのは、まだ知らないからであって、しばらく覗く勇気もないからだ。
でも、ここに当てはまる言葉を知ってしまったときは、私も死ぬかもしれない。

仕事に追い詰められ、そして芸術が扱う「人間そのもの」にも追い詰められる。
己の扱うものに恐怖を一度でも覚えたことがないのなら、その人間は「趣味」で書いているだけだ。
それが「プロじゃない」とは言わないが、写真家なら「撮ること」、小説家なら「書くこと」、画家なら「描くこと」などなど、自分の扱うものに恐怖を覚えないのならば、芸術家とは言えない。

犬丸りんさんのニュースはネットでちらりと見た程度だったが、「死んだ」というよりも、「殺されたか」という印象のほうが強かった。
私も芸術家の端くれというか、端くれにもなっていないけれど、気持ちはわかる気がした。
「仕事で悩む」とは、普通のサラリーマンが悩むレベルで例えるならば、「会社の運命を左右する商談を常に引き受ける」ことになる。
商談が失敗すれば会社は倒産する運命。
そのくらいのプレッシャーと悩みだと思ってもらえればわかるだろうか。

芥川は己に殺された。
夏目は人間の闇に殺された。
川端は人間の死に深く関与しすぎた。
三島は愚鈍な民衆に理解されなかった。

犬丸りんは・・・何に殺されたのか。

芸術家は、常に感覚的に死へ向かう。

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10/02

Mon

2006

希望も絶望もどちらも想像力の賜物

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10/01

Sun

2006

見ればわかりますけど、何も持ってません。
それで「なんちゃってギタリスト」を演じるわけですが、

もうすでに、パフォーマンスが一流エンターティナー

なぜか笑いが止まらない






そして、次のが世界選手権で優勝したチャンプの技
この方、日本人です。
わが国の誇り!





・・・すばらしい!!

アメリカはこういうパフォーマンス性の高いものをとても好みます。
私もこういうの好み。
大好きです。

エアギターを広めようの会でした。

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10/01

Sun

2006

眠らないで、ずっと起きていられたら、どんなにいいことかと思ってしまう。
寝るのが惜しい。
考えたり、情報を集めたり、情報にならない情報を目に入れたりしているうちに時間は過ぎる。
生身の人間よりも、別のものを相手にしているような感覚は昔はあったけれど、今はあまりない。
養老さんが「無意識を否定しているから睡眠も人生の大事な一部だということを認められない」だか、なんだか書いておられたような気がした。
でも、思うに、起きて何かしていたほうが、ずっと有意義のような気がしないでもない。
アメリカでは別に気にならなかった、時間から追いたてられるような恐怖感が、日本に帰ってきてからはすっかり戻ってきて、毎日が追い立てられているように過ぎる。
どうしてこんな気持ちになるのかすらわからないが、おかげで眠ることすら惜しい。
日本人は細かすぎる。
スケジュールや電車でさえ分刻み。
五分遅れてきたら腹が立つ。
どうしてだろうな。
でも眠ることにする。
眠らないと、ぼんやりしすぎて何がなんだかわからない。
それでも、寝ることに抵抗があるのは、これも強迫観念なのだろうか。
ゆとりとは、自分だけで作るものでもないのかもしれない。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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