忍者ブログ

あさかぜさんは見た

リクエスト何かあれば「comment」に書いてください。「note」「Paboo」で小説作品読めます。

11/25

Mon

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

11/04

Wed

2009

結局、苦しみがはじけた時しか、新境地は見えないのかもしれない。

きっと、死ぬまで創りたい、創って思いを知りたい、創って感動させたい、なんて気持ちに突き動かされるのだろうな。

衝動とも、使命とも、背負ったものとも、それらのすべてとも。

今世界をとても静かに感じている。

拍手[1回]

PR

11/04

Wed

2009

人が覚えているもの

自分がまだまだ幼かった頃、自分が必死にもがいている頃、自分のその時の状態を否定されても、ただ自分のすべてを否定されたとしか感じなかった。
自分がなぜ、相手の不快を買っているのか、うすうすわかっても相手の出方まではわからなかった。

つまりは経験不足すぎて何もわからなかった。

何もわからない状態で、上からものを言われる苦痛というのを私は充分に知っている。
そして、「自分の思いで生きていって何が悪い」というような、孤立した独善性もよく知っている。
ゆえに、何も見えなかったのだと。
括弧書きのところは確かに悪くない。
しかし、他者への思いの使い方が大きく間違っていたのだ、ということを知るには、長い長い年月と苦しみを要した。

自分はよく物事を見ていると、思っていた。
それは自分が人のことをよく考えて、自分の立場からあれこれ、この人はどうだとか、自分なりに悩み、苦しんでいたからに他ならない。
その時、世界はあくまで私中心でしかなかった。
だから「自分の目」でしか見られなかった。
あくまで自分の世界から相手を考えていただけであって、相手の世界に飛び込んでまで物事を考えることはしなかった。
しようとしていたが、入り込み方がわからなかった。

私は色々と物を言う。
これはおかしいと思ったら、相手がショックだろうと傷つこうと言う。
その時恨まれても嫌われてもいいと思って言う。
「今このタイミングでこの人に言ってあげないと、誰が言うんだ」と。
妙な使命感を持つ。
それがたとえ通じなくてもいい、将来的に何も生かされないかもしれない。
しかし、言っておくことで、もしかしたらこの先どこかの瞬間で気がつくかもしれない。
私はこの一点のみに賭けて、あえて人に言う。

人は長い年月を要すると、感覚だけが残る。
「ああ、あの時あの人が確かあんなことを言った」
と思い出すのは、ひどく痛みを経験し、反省した時だ。
もし、反省や痛みがなければ、「賭け」も失敗に終わる。
つまりその人にとっては、ただ嫌な、苦痛としてしか残らない。
「生かしてほしい」とは願っても、「必要ない」と思われれば、言った言葉もその人にとっては「ゴミ」にしかならない。
後には、どんな言葉も、どんな思いも忘れ去られ、どんなことをされてきたのか、ということだけが残る。
そうなると一生誤解を解くことはできない。

でも、人間には未来がある。
生が続く限りは、可能性を信じなければいけない。
だからこそ、創造していかなければいけない。
人を破壊してはいけないんだ。

拍手[1回]

11/03

Tue

2009

傷を覚える心 それでも信念は貫く

心の傷が癒える、というのはきっと嘘に違いない。

自分が高校生の時、後輩にPTSDを持った子がいた。
両親を事故でなくした女の子で、明るく活発だった。

よく知っている後輩で、家庭科の先生がもらしていたのは、
「あの子、ミシンの音ダメなのよ」
痙攣を起こして倒れる、ということらしかった。

引き金となる「条件」があり、心が反応する。

自分も今はその「条件」が揃うと、勝手に動悸がし、発汗し、全身の血の気が引いていく。
いくら頭で制御しようと体だけが暴走する。
色々恋では傷ついたが、昔似たようなことに出会った。
あの時も、歩くのに多少めまいを覚えるほどの衝撃を受けた。

心はどこかで傷を覚えている。
二度目、三度目と、であったからといって、深い傷に強くなれるわけではない。
強くなれないかわりに、その傷との向き合い方を学ぶ。
だから強くなっているようでも、意味は少し違う。

昔、精神的に辛い時期があった。
誰に話しても自分の状況を理解してもらえない。
焦りだけが募って、できない自分に自己嫌悪していた。
その時、たった一人だけ、助けてくれた人がいた。
赤の他人なのに、献身的に尽くしてくれた。
自分も辛い状況であるにも関らず、尽くしてくれた。

自分が辛い時こそ、人に本当の優しさを向ける。
人へきちんと目を背けず、手を貸す。
きっとこれからも自分はそうしていく。
その中で、ひとつ、またひとつと傷を背負う。
傷を背負うかもしれない、ではなく、必ず背負う。

「なぜ、見返りのないことをするのか」
「自分が助けられたから」

そして自分が誰かを助けた人で、またその人も同じように思ってくれたら、きっと少しずつ広がっていくと思っている。
傷と向き合うことをもっと覚えなければいけない。

拍手[1回]

11/03

Tue

2009

愛情とはなんだろう。
言葉の定義なんてどうでもいいと感じる時がある。

自分で行動し、苦しみを味わい、そして体からにじみ出た時に愛を説けばいい。

自分は嫉妬深い人間だと知っている。
昔は自分を制御できなくて多くの人を傷つけた。
今でも、そう。

「どうして自分の気持ちをわかってくれないんだ」
「こいつは俺のことを愛しているんじゃないのか?」

愛に飢えた人間が、「裏切られた」と感じた時、狂犬のように噛み付いて傷つけているにすぎなかった。

昔、こんな女がいた。
「お前が勝手にやってるだけじゃん」
それは、自分の一方的な気持ちで相手に尽くしていっただけだったが、その人には外見上の好みから嫌われていた。
「私は私のしたいことをしているだけ。お前に迷惑かけているわけじゃない。お前が勝手に私にかまっているだけじゃん」
要約すれば、このようになる。

時々出会う。
自分をうまく認識していないせいで、視野が一方的に開け、自分が何をしているのかわからない人。
行動と結果、行動と因果、他者の苦しみと行く先。
自分の気持ちが先立ちすぎて、他者の思いをうまくくみとれない人。
思いに対して、真正面から受け止め切れない人。
自分がどんな思いに支えられてここにいるのか、自分がどうして人にそう思われなければいけないのか、それがわからない人は常にどこかで失敗しているし、失敗していく。

例えば、相手が「こんなこと誰でもわかるだろ」と呆れるような行為をしていく。
でも、自分がもしその人のことを好きになったら、「誰がこの人に教えてやれるのか」と思う。
「教えてやらねばならない」と。

しかし、激しい動悸がする。
嫉妬の感情に息切れと冷や汗まででる。
理性や考えとしてはわかっても、心が体が勝手に反応して抉れていくような痛みを覚える。
相手が幸せそうにしているのを感じるたびに心が激しく震えて血が流れる。
嘘をついてでも、守らなければならないものがあると、この痛みなんて、これから先のその人の幸せに比べれば、たいしたことはないのだと。
そういう思いがあっても条件反射のようにして体がいうことをきかない。

本当に苦しい。
本当に苦しい。
正直助けてほしいと思う。
しかしやらなきゃいけないと思う。
たった一人だけでも、自分の感情や心の作用に負けて痛めつけなかったのだと、幸せを大事に見守れたのだと、自分に言いたいから。

それが全部終わったら、もうその人に対する気力をすべて使いきった状態になるだろう。
全力でやったと、やれたと、もう、きっと思い残すことはなくなるだろう。
それまでは、私がかつて「家族ではない他人」から「本気で愛された」ように、私もその人を愛していこうと思う。





PS

あなたは「相手の思いを受け止める」と、そのうえで「みんなに迷惑がかかるのなら、辞めます」と言いました。
でも、それは「あなたがそこにいるから平気で言えたこと」なのです。
私はそのようなことを考えてはいけない立場なのです。
どうして自分が平気でそのようなことを考えられたのか、よく考えてほしい。

人の思いをすべて余さず受け止めることは難しい。
いえ、不可能です。

「思いをくみとること」と
「思いを理解すること」は違います。

思いを理解なんてしなくていいのです。
理解なんてできるわけないのだから。

でもせめて、思いをくみとってほしい。
「人の思いをくみとる」とは、人の思い通りになること、人の気持ちを発散させることとは次元が違います。
だからこそ相互の意思疎通が不可能になったり喧嘩になったりするのですが、「思いをくみとろうとする」という苦しみが、どうしても足りず、他人に見えず、自分本位に見えがちな欠点があります。
あなたには、それが少しわかっていないようです。

あなたは自分と同じ目線や立場で物事を見ます。
そして、一生懸命悩みます。
最初はそれでいいでしょう。
しかし、いつまでもそれではいけません。

「人の思いをくみとる」には、立場も考え方も価値観もまったく違う人のことを一生懸命想像しなければいけません。

例えば、私は健康です。
あなたは、体に疾患を抱えている。
幸せになりたいと思っているし、楽しみや喜びを感じて体を追い詰めることは避けたいと思っているはずです。

私はあなたの痛みを理解することはできません。
体験すらもおそらくできないでしょう。
しかし私には私の立場の今の苦しみがある。
あなたに私の苦しみを打ち明けた時、あなたは崩れましたね。
私はあなたの苦しみを一生懸命くみとりたいと思っています。
泉の水を手ですくうように、すべてをくみとるには難があります。
でも、何度も何度も水をすくっていきたいと思っています。

こんな二人が「気持ちをくみあう」にはどうすればよいのか。
あなたはもう少しだけ、このことをよく考える必要があります。
そして得たものを、生かしていってほしい。
もっともっと幸せを掴んでほしいと思います。

拍手[1回]

10/28

Wed

2009

「人生は楽しければいい」

それは間違いない。

「人は言葉よりも、言葉で受けた感覚を覚えている」

それも間違いない。

私は最近嫉妬という感情を抱いて、嫉妬をぶつけ、気持ちをぶつけた。
価値観や生き方の違いが、一つの物事への温度差を生み、相手を苦しめ潰れさせた。
相手は吐き気をもよおすようになり、気持ちがついていきたくても、体そのものが拒否反応を示すようになった。
そこまで相手を追い詰めてしまった。

人と人を比べてその「差」を責める。
責めていなくても、言っただけで相手は責められていると感じる。
どうしようもない悪循環のスパイラルだった。

人には各々の向き合い方がある。
その向き合い方ひとつで、とんでもない勘違いを生んでいたり、誰かを苦しめていたりする。
きちんと正面同士で向き合うことを一度でもしていれば、こんなことにはならなかったのかもしれないと他人のケースを見ていて思うことがある。

「向き合う」ってどういうことだろう。
相手がどういう考え方をして、どういう行動をして、どんなことが嫌で、どんなことが好きで、どういう息遣いをして。
そんなことをひとつひとつ知っていくことだと思う。

自分には、明らかに「知ること」が欠けていた。
互いにアプローチの仕方が違いすぎて、ぶつかりあうだけでギクシャクして、互いにショックを受けていた。
どうすればいいのかわからなくなっていた。

未熟すぎて、話にならない。
今はそんな未熟な自分のそばに置いておくのが、とても危険に感じている。
どうしたら楽になれるのか、その人間を突き放すことばかり考えている。

体そのものが拒否反応を示すほどの状態が、はっきりと現実を物語っている。
ひどいことをしたと思っている。
でもその反面、苦しんで、よく考えて欲しいとも思っている。

人には生きている限り未来がある。
自分のことをよく考え、相手のことをよく考え、苦しみ悩みもがかなければならない必要が、人生にはある。
一度でもそれをやっておかなければ、万が一の時に、人を不幸にする。
生きている限り未来があるからこそ、苦しんで欲しい。
今のままで終わって欲しくない。

その人とは、この先深い接点がでるのかどうかはわからない。
力になれるものなら、力になってあげたい。
いつだって自分はそうやって生きてきた。

幸の多い人生を心から望んで止まない。
「生きていって」欲しいと思う。

拍手[1回]

フリーエリア

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

バーコード

プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

最新コメント

(07/27)
(02/23)
(03/05)
(03/02)
(01/24)
(07/29)
(01/21)
(08/16)
(04/28)
(04/20)

ブログ内検索

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

忍者アド

Copyright © あさかぜさんは見た : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]