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あさかぜさんは見た

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01/07

Wed

2009

 思ったよりも原稿が進まなくて、しかもその題材に自らを染めるというのはしんどいもので。

 このまますべての人が見限ってしまうのではないだろうかとか、最後に残るのは一人だけだとか、自分だけが違うものを見て孤立していっているとか、絶望を心の中に呼び寄せるのは何かと難しく、そして苦しく、このぐらいを超えられなくて、もしこれが世に出たらもっと苦しいことはあるし、まだこんなものではないだろうなと思っている。

 昔から勘違いされることは多かった。
 「え?そういう人だっけ?」と言われることもしばしばあった。

 全部自分なのに、人は決め付けてかかるものらしい。
 むしろ、自分が決め付けてかかった人間じゃないといけないかのような言い方もする。
 昔から他人のその言い方が不思議で不可解で苦痛だった。

 これから一生そういう人生を過ごしていくのかなと思うと不安になる。
 理解しろとは言わないけれど、せめて「こうじゃなきゃいけない」と押し付けられるのだけは勘弁してほしいといつも願っている。

 人間失格。
 欠陥品。

 「作家」は、死と隣り合わせ。

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12/29

Mon

2008

10年近く前に、レストランでバイトをしていた。
そこで当時高校生だったU君に出会ったのですが、その頃はとてもきつい目をしていて、刺々しいものを持っていた。
厨房に入っていて、料理を作る面白さを知り、ぜひ料理の道でやっていきたいと言っていた。
自分はその子の刺々しくて、何か心の中に秘めているような感じが大好きで、たまに話しかけていた。

それからバイトをやめても、その子のことがなんとなく気になったので何ヶ月かに一度メールをする程度だけれど、連絡を取っていた。
色々なバイトを転々としながら、少しずつ料理の道を歩んでいたけれど、途中で和食の道でうつ病にかかって、ホテル業で働いていた。
日本だけなのか、よくわからないけれど、料理の世界って、一部では理不尽な暴力が横行している。
自分もシェフの店で働いていたことがあるので一部始終は見ていたのだけれど、下っ端の連中が特にひどかった。
叱るとか怒るとかの程度ではなく、少し執拗な部分があって、意味のない言葉や物理的な暴力が平然と行われていた。
ああいうのを見てしまうと、いつも「このレストランはどうなんだろう」と思ってしまうけれど、いかに料理が上手でも、見た目が凄くて味がよくても、必要のない暴力で成り立っている人たちが作っているのかと気持ち悪くなる。ついつい勘ぐってしまうようになった。
私が見たのはフレンチだったけれど、和食がもっときついのは他の人の話す内容ですぐわかった。

久しぶりに会ったU君は、あの頃の刺々しい目もなく、話し方も人間も丸くなりすぎていて、何かに燃え上がるような精神はなかった。
でも、一緒に室蘭焼き鳥を食いながら、薄々料理をやりたい気持ちはあると言うU君に「俺今文章やろうとしているけど、文章書かない作家なんて作家じゃない。それと同じように、料理作らない料理人なんて料理人じゃない。嫌でも落ち込んでも、がむしゃらに作っていかないと何も始まらない」と伝えた。

それからまた数年たって、今日メールが来た。
結婚してフランスにいると言う。
1年の長期ビザを取って、まだ働くところもないけれどフランス料理を勉強したいとメールしてきた。
今私はこのことをたくさんの人に伝えたくてしょうがない。
10年近く費やしたけれど、確実に進んでいる。がんばっている。
そのことが嬉しくてしょうがない。
税理士を目指すといっていた人も諦めないでちゃんと進んでいる。
こういう知らせを受けると、「ああ、自分も生きていかないとなぁ」と思う。
がんばらねば。

未来に光り輝く星たちの側にいることができて、自分はとても幸福だと思う。
あなたたちに出会えて、心から感謝します。

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12/28

Sun

2008

今から来年はこうしようとか、来年こそはとか、来年になって、今年こそはなどと考えている人は、まず成功しません。

まだ今年は残っていて、最後までしっかりやるべきだし、今年しっかりとできたのなら、来年はその延長線上で、「今年も」となるはず。

明日にのばしている癖が、言葉に出るようだと、実生活も残念ながら結構時間を無駄にしているはずです。

ぐーたらの私が言うんだから間違いない。

今年自分の予期せぬ、偶発的な災難によって時間を潰されてしまった人は、厄年ならばお払いを、そうじゃなければ自らの原点に変えること。
原点のわからない人は、残念ながら今まで自分の人生を真剣に考えて、備えてこなかった人です。

不幸を幸福に変える知恵のないものは、残念ながら流されて生きていくしかありません。

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12/26

Fri

2008

ふぞろいの林檎たち ~本当の林檎の話です~

ドラマの話じゃありませんよ。
本当の林檎の話です。
おばあちゃんに農家の親戚がおりまして、りんごやみかんを送ってきておりました。
おばあちゃん一人では食べきれないので、いくつか母親がもらってきていたのですが、並べてある林檎をよく見てみると、ふぞろいで形も色々あります。

もし、これがスーパーなどで並んでいると、「同じ値段なのに大きさも形も違うのはおかしい」と、あたかも「不自然さ」を強調するのですが、よく考えてみれば形も大きさも違うのが自然そのものの姿なのであり、形や大きさが揃っているというのは、ある意味「異常」なのです。

例えば、化学調味料のきつい味に慣れていて、天然の調味料で味付けしたものを「味が薄いし、おいしくないよね」というのも「異常」な話なのです。

私もふと気がついて、ぞっとしたのですが、我々の生活は「異常なものを正常なものとして受け入れる生活」をしております。
我々は自然界に存在し得ないものを次々と作り出しては、我々の王国を作り上げています。
その王国の中では、不自然で人工的なものが「自然」で、当たり前すぎる自然的なことが「不自然」、もしくは「不可解」なものとして、思考からも物理的にも排除して「自然の状態」に近づこうとします。

これではまるで逆さまで鏡のような世界です。
異常な生活を日常と呼び、自然なことを排除できないと不自然と呼ぶ。
売ってもらっているのに買ってやっていると言う。
金払ってるんだから。
金。
現代至上主義における人間の精神の行き着く先なんて、よく考えれば容易に考えられることでした。
金という価値基準で物事を数値化していけば、人間の精神だっておかしな方向へ行くのは目に見えていた。
やれ不平等だ、やれ損した、傲慢が支配して金に対する気持ちも腐りきるのはわかりきっていたこと。

自然というのはふぞろい。
我々は自然なものを受け入れられなくなってきている。
異常なものを正常と思い出して、本来の正常なものがなにかもわからなくなってきている。
末期でしょう。

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12/20

Sat

2008

飽食の中にある。
怠惰の中にある。

欲望が平然と満たされる環境があると、自分はだらけていくものらしい。

人は常に傲慢に打ちのめされる。
自分もまた、自分の中の弱いものに負けていく。

自分の戦い方は逆らいもせず、従いもせず、大きな流れを自分の力に変えて、さらに何倍もの力へと増幅させ、動かす。

己の精神力がこの程度では、ちゃんちゃらおかしい。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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