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あさかぜさんは見た

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11/23

Sat

2024

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11/17

Fri

2017

祖母が文芸北広島に短歌を投稿していて、先日編集長宅に会費を払いに行った時自己紹介すると「あー!生前は大変お世話になりました。短歌の会の人にも紹介しておきますよ」と覚えていてくれて、早速祖母を懐かしんで連絡をくれた方がいた。
祖母は水泳の先生をやっていて「先生」と呼ばれていた。
色々とマメな人で引越しの時に「先生にはお世話になったんでタダでいいです」など、祖母の凄さに驚くことも。
贈り物をもらったらすぐに返礼などする、何かにつけて贈り物をする等やってたことを思い出した。
故人が作った縁というのも面白いもので、機会があれば文芸北広島の総会等に出て親睦を深めていきたいなと思っておりますよ。
なんでしたら料理作りますよ。

短歌も勉強しないとなー。
下手なんだよなー。短歌。
小説は少しずつ上手くできるようになったけど、今度は下手な短歌を少しでも見栄えのするようにしていかないと。
やることは沢山。
飲みにけーしょんを駆使して北広島の縁を拡大していく計画、少しずつ進行中。

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11/10

Fri

2017

あの日の殺意

5年前ほど、初めて他人で殺そうと思った人間がいた。本当の純粋な殺意だ。
今から思うと、恋愛感情のもつれで、冷静に考えると本当にくだらないことだけれど、あの日の感情は今でも忘れることが出来ない。
他に殺そうと思った人間は父親だ。
バットを持って寝室の前で何度か迷ったことがある。
もし起きてきて、目の前で僕を罵倒するなら、思い切り頭を殴ってやろうと考えていた。
でも、そうはならなかった。バットを持っている時、目の前に起きて目の前に現れ罵倒することはなかった。
父に関しては、三十代になったある日自分が泥酔して家に帰ってきた時、チェーンがかかっていて、静かに部屋を出たため父も家から出たものはいないと思ってのことだったのだが、当時の自分は家から追い出されたものと勝手に思った。
それだけ負の感情が長年蓄積していて、ついに爆発した。
母にドアを開けられた後叫び、寝室から出てきた父親を「どうして産んだんだ」と言って殴った。
十数年間ずっと心に思っていたことを初めて伝えた。ようやく、伝えられた。
自分は父には、この言葉こそ最大の親孝行だと思っている。
記憶のあるうちでは、生まれて初めて、心の底から思っている素直な言葉を父親に伝えられたのだ。
本当によかったと思っている。十五年ほどにもなっただろうか。
負の感情はようやく昇華されることが出来た。
自分の魂は歪みきっている。今でも心が急に不安になったり意味なく痛み出したりするのを感じる。一日中落ち着かなくてそわそわして潰れることもある。
これはもはや生涯直すことは出来ないだろう。
ただ、ここから見える光もある。
境遇が自分を小説の道へと導いた。
活字も大嫌いな自分が大嫌いだったものを好きになろうとしている。
不思議な運命だ。運命に魅入られて小説を書いている。
自分の書く小説は、そこらにあるものとは違って怪しい魅力がある。神の手の平で自分は踊っている。
だけど父のことが終わったと思ったら、今度はやはり「あの日の殺意と関係」と向き合わなくてはならなくなった。
人はつくづく因果からは逃げられない。
いつか決着をつけなければならない。
自分は創造を司っている人間だ。
破壊は性に合わない。
自分なりの決着のつけ方を、近い将来必ずつけていかなければいけない。
そのことを突然「飛んだ」バイトの若者で思い出さされるとは思ってもみなかった。
人には、いつもの様子が心の何かに深く突き刺さったりする。
きっと、運命のせいなのだろうさ。

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11/04

Sat

2017

忙殺される日々


ここ一ヶ月、突然支笏湖まで月を見に行ったり、


富良野・美瑛方面へ出かけていって十勝岳で雪に見舞われたり、


夏あたりに見た青い池で、今度は紅葉も含めて見てみたり、


四季彩の丘で花を楽しんだり、


ラーメンスープの研究たまにしたりしてました。


忙殺というよりも、仕事の合間を縫って弾丸スケジュール組んで疲れ果ててたという感じ。
一つだけ印象深く残っていることがあり、美瑛に新星館という須田剋太・島岡達三美術館があって、終わり際に寄ろうかと思いきや開いておらず、帰る途中で庭にいたおじさんに「待ってください。ぜひ見ていってくださいお願いします」と声をかけられたのが館長で、そこから長々と詳しく説明してくださりながら館内を巡ったのだけれど、あの時何故「お願いします」と言ったのか、その「お願いします」が物凄く自分の中で引っかかっていて、忘れられないでいる。
須田剋田と司馬遼太郎、そして館長の大島墉(よう)。
少なくとも館長の大島さんは美術的価値を見抜く才能がある。
須田剋田に感じて絵を見たけれど最初はわからなかった。
説明されても「うーん」という微妙な印象でしかなく、下手のような印象があって、形も変だし崩れている感触がある。それは絵の中に描かれているものを一つの形として見ようとしていた。しかし、司馬遼太郎の文章の中に「抽象画」という言葉があり、自らの中で形に対する意味を分解してみると、すっと理解できるところが出てくる。
意味に縛られていた自分を解放するというか、途中で後藤純男の日本画も見ていたから余計に形から意味を形成しようとしていて、そうじゃないのだと頭の中に言い聞かせるには結構な時間が経ってからだった。
大島さんのことを小説にしたら売れると本人が言っていたので、相当面白い人生なのだろうけれど、大阪にまで行かなきゃいけないことと、資料も集めないといけないことを考えると、各次官も含めてどう低く見積もったって200万。300万円は確保しておきたい。司馬遼太郎も絡んでくるとしたら相当な資料を漁っていかなきゃいけない。書けるだろうか。書きたい気持ちはあるのだけど、いつ書けるのか。クラウドファウンディングやってもなぁ・・・あれこれ思いをめぐらせている。

そうそう。静内町にも行ってみました。北広島は駅前が弱い。静内町は小さくてもちゃんと整ってる。という話が出たので自分の目で見てみようと思って。
行ってみてわかったのは地元愛が強い人たちが沢山いたということ。
今は廃線濃厚となった日高本線の話を駅の観光案内所の女の人に聞くと、とにかく話が止まらなかった。学生時代にさかのぼって、どう電車を利用していたのか思い出話と共に語ってくれた。途中で買った商店のおばあちゃんも嫁いだところから話し出した。まあまあ、ストーリーと共に地元愛は強くなっていくものなのだと強く感じさせられた。

今年も目標は達成できず仕舞いで終わりそうだけど、まったく収穫がないわけじゃなかった。
何をどう進めていくか、悩んでいた睡眠問題も少しずつ解消されそうだし、よくなればいいなと思う。
本当に睡眠に関しては悩んでいたから、明るい兆しが見えてよかった。

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09/22

Fri

2017

自炊はやっぱりいいものです

バランスのよい栄養摂取を外食でコントロールできる人はほとんどいない。
気をつけるといっても、だいたいはテレビの受け売りで日常の摂取食品を選んだりする。
だからこそ「自炊」を推奨するわけだけど、この「自炊」と「コスト」を直結させて考える人たちがいる。
つまり素材を切る時間、調理する時間、(食べる時間)、片付ける時間。
この括弧書きで記したもの以外は「時間のコスト」を食う。
外食、もっと簡単だとコンビニ製品ならば、ゴミも家に持ち帰らず捨てられるし、プラスゴミコストも考えると圧倒的にコスト削減になっていると言う。
だけれど、僕は調理の分野もやっていて食べさせることをしているけれど、そのことを主張しているのは「家族に調理作業をしていない人」じゃないかなと直感する。
というのは、人間って体調があるから、どんなに好きでも「今日はこの気分じゃない」というのがある。
その「今日はその気分じゃない」は、赤子が直感的にやっていることで、基本食べたくないものは栄養的に足りていて、食べたいものは栄養的に足りないもの、というのがわかっている。
つまりは、大人の好き嫌いの感覚って直感的な栄養摂取として、かなり隔たっているということになる。何故って大人は頭で考えて物を食べて何が足りないかを「好み」という「長年慣れ親しんだもの」で選んで来るから。
人は野菜も食べなきゃいけない。
肉も食わなきゃいけない。
炭水化物も食わなきゃいけない。
何故かと言うと、野菜が血糖値上昇のクッションになり、肉を受け入れるようになり、炭水化物の糖分値の急摂取を和らげる。
そんな風に色々と理由がある。
きちんと自他のコンディションと付き合いながら料理を作る。
それは便通や胃の様子や食欲や体温や血液や脳の働きに繋がっていく。
これらのことをきちんと考えて「コスト」というのならわかるのだけれど、人体の機能そのものから目を逸らして「コスト」を考え、なおかつ「手料理」という「コミュニケーション」すらも無視して「コスト」というのだろうか。
時間のコストを考える人は皆独り身なんじゃないだろうか。
それか、親友を招いて家で会食などを一切しない人たち。
小さいテーブルを囲んで、お手軽手料理つまみが三品くらいあって、酒をぐいぐいと飲むとか、たこ焼きパーティーとか。
今は「旬のもの」という意識がなくなって通年あるものが多いのでわからなくなってきているが、本来なら地物はとても香り高くて旨みも多い。
その手のものを料理するには、いきなりではきつい。
最低限何か味付けを知ってないと最高の贅沢はできない。
そこはやっぱりプロに任せたほうがいいんじゃないかって思うかもしれないけど、そういう贅沢を親友と分かち合うという気持ちがあった方が人生は豊かになる。
まずは「自分の体と細かく付き合うためには料理は必要」。
その上で「自分以外の大切な人の健康を守るためにも料理は必要」。
そして「誰か大事な人と楽しい時間を過ごすために料理は手助けになる」。
ということ。
やっぱり自炊はいいものですよ。

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09/11

Mon

2017

ふと書いたものがプライベートな問題にまで突っ込む内容だということで、読んだ方からNGをもらった。
個人的にはよいできだと思ったのだけれど、NGをもらったのなら消去するしかない。
特に消すことにためらいはなく、またいいのができる瞬間を自分の中で待つといいと、いつも感じている。
書き終わった瞬間から欠点は見えている。
ただ、「きちんと妄想で書かないといけないよ」と言われた時には、正直憤りを覚えた。

以前、人の意見を聞いて、自分の作品がぐちゃぐちゃになった経験を何度かした。
私は作品を作る時、誰かの迷惑になるとか、誰かを傷つけるとか、そんなことは感情の中から一切排除することにした。
当然でしょう。「作品」を歪ませて、いいものなんてできないんだから。
ただ純粋に「作品」に集中していく。
小説家は心底ヤクザな職業だ。
ずっとこれは覚悟している。
自分を売り、他人を売り、そして利益を得る。
売文家になるんだったら話は別だ。
だけど人間を真正面から見つめて、それをきちんと描くのなら、当然避けては通れない道がある。
「他人に心地いいだけのものは絶対に描けなくなる」
その代償として、自分への誹謗中傷、刺されてもしょうがない。そういうものを、きっちりと覚悟している。
魂を売り渡す行為なんだ。
自分の身の安全を守っていて芸術家なんてできないよ。
そのことは「人間を描く」小説家として文章を書いていてよく学んだことです。

「カポーティ」という映画があった。
フィリップ・シーモア・ホフマンがアカデミー男優賞をもらったカポーティの「冷血」という小説を題材にしたもの。
ある死刑囚を巡る物語で、ノンフィクション小説というジャンルを確立した。
映画の中でとても凄みを帯びていたのが、カポーティ自身が死刑囚へ取材をするために様々な手を差し伸べるのにも関わらず、裁判の延長をノイローゼになるくらいに悩むシーン。
最後の死刑執行間際のフィリップのアドリブによる涙を流すシーン。
「死んでくれなければ、作品が完結しない」
しかし長く接してきて、まるで「友」かのような感情もある。
これ以後、カポーティは長編小説は一切発表せず、アルコールと薬物に溺れていった。
詳しく知りたい人は小説の「冷血」と映画の「カポーティ」を見るといい。
この映画は小説家としての永遠の課題を示しているけれど、結局は行き着くところまで行くと魂の問題に関わってくる。
ある意味、芸における魂の問題は常に病気のように付きまとってくるから、どこで落ち着かせるかを定めておかないといけない。
生きようとして、それをするんじゃない。
魂を捧げるために、それを深めていく。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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