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あさかぜさんは見た

日記

01/05

Sun

2025

2024年という年

振り返ってみて、大変な年だった。
とにかく追われる日常で、すべてが追い付かなかった。
2,3年は子育ては大変だという言葉をもらったけれど、1年目よりも2年目が大変だった。
というのも、5月くらいに娘が立って歩くようになり、あれよあれよという間に行動範囲が広がっていった。
散らかし具合も広がっていき、禁止事項も増えていった。
そもそも触れられていけないものが沢山あるのに、片付ける場所がない。
それだけ物に溢れていて、人様から頂いたものも沢山あり、余裕がなかった。
7月あたりから言葉を沢山話すようになってきた。
以前よりもずっと沢山の言葉を話すようになった。
人の言葉に対して理解しているような素振りは見せるけれど、それは信じないほうがいいと考えていた。
ただ意思の疎通をしているように見せて繋がりを求めているだけなのかもしれないと。
案の定そうだった。
嫁が以前できていたことができなくなると、怒り狂うようになってきた。
朝から怒号を聞くことも多くなり、その苛立ちからか自分も理不尽に責められることが増え、ついには仕事にも支障をきたしてきた。
特に思春期のトラウマに触れる環境になると、自分の身はすくみ、動けなくなり、仕事を休むことも多くなり、ついには仕事を失った。
酒しか精神的に頼るものがなく、酒に溺れまくり、体はどんどん疲弊していく。
ただ、娘がリズム感覚が素晴らしく歌に沢山興味を持ち、本も読んでほしいとよく持ってくる。
時折素晴らしいと感じることもあり、嫌では無ければ彼女の才能、興味を深めていってあげたいなと考えている。
言葉を考えるのもかなり辛いくらい精神的にぐったりとしている日々がかなり続いた。
ところどころ楽しいことはあったにせよ、ああ、障害を疑われていたが、ようやく大丈夫そうと診断が出た。
それだけでもかなり明るいニュースだし、このまま元気で過ごしてほしい。

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07/31

Wed

2024

ついにAIが自分の中で繋がった

去年から時代の変革だと感じAIをずっと追っていた。
子育てがかなり大変でパソコンを触れるのが1か月に数回くらいで、どうしようもできなかった。
それが今年になってついに繋がった。
20年くらい詩を書いてきて、それはオリジナルコンテンツだから、これを膨らませることができれば普通に自分の独占的なコンテンツができるだろうと考えていた。
そのピースが自分の中では足りなくて、このままでは立ち行かないと考えていたけれど、ようやくAIの進化で繋がった。

以下の画像は自作の詩からAIに作ってもらったもの。



これって今までコラボようと思っても資金がなくてできなかったものが少コストでできるようになってきたってこと。
さらには鳴かず飛ばず社会の役立たずで、ただホームレスになるしかなかったような人間でさえ、チャンスを与えてくれる、プロデューサーや音楽家が自分に協力してくれるようになったってことだ。

詩がマネタイズできるようになってきた。
昭和のおじさんが時代の転換期に立って、水を得るとは思いもよらなかった。
それだけ変わったのだということは実証していきたい。

ちなみに以下の詩を参照にして絵を描いてくれとプロンプトを通じて指示した。
歌にもしたけれどそれは後であげる。

~~~以下詩~~~

ゆらり風揺れ霞噛む
ゆらり恋揺れ君を噛む
離れ揺れて涙落ち
知らぬ心が芽生え這う

少しだけ
少しだけ
知りたいと思った君の事
少しだけ
少しだけ
近づいたと思った君の事
勘違い
勘違い
知ったつもりになって
知らなかったんだ
君の事

ゆらり花揺れ香り飲む
ゆらり口揺れ瞳這う
離れ揺れて吐息落ち
気づく心が暴れ舞う

もう少し
もう少し
知れたらと思った君の事
もう少し
もう少し
近づきたいと思った君の事
臆病で
臆病で
知ったつもりになって
踏み出せなかった
君の事

忘れたくて焼き付く脳裏
きつく握る手の力は零れて

ゆらり時過ぎ別れ道
ゆらり言の葉消えてゆき
離れ揺れて震え泣き
見えぬ行く先傷の痕

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05/22

Wed

2024

子供が歩いた日

日本にはゴールデンウィークなるものがあり、5月3日、4日、5日が国民の休日にあたり、この休日が日曜にあたった場合振替休日が月曜日に発生する。
そのため4月の終わりあたりから有給を使い2週間近くお休みを取る人もいる。
日本人には自由に有休を使う権利はあっても使ったら周囲から何か言われるという職場も少なからずあるので有給申請には皆慎重だ。
有給は遊びのために使うのではなく、病気や葬式等やむを得ない状況で初めて使う人もいる。
日本の法律では年に最低でも5日以上有給を使わなければいけないということになっているが、この法律ができる前は何としても使わせまいと圧力をかけてくる会社も普通にあった。
その法律ができたのも2019年なのだから、わりと最近だ。
ゴールデンウィークという名の日本人の休日には当然働く人もおり、休んで遊ぶ人あれば遊ぶ人の相手にして仕事をしている人ももちろんいる。
嫁は看護師、自分は今年中無休のコールセンターにいるものだからお互いお休みがない。
だから休日が被らないことがほとんどで一緒に休日を過ごせる時間も月に2日あればよい方だ。
自分が娘を1日見ることはなく、だいたいは嫁が1人になりたい時、夜勤の日から明けの日、最大でも半日くらいだろう。
だから娘がこんなことできた、あんなことできたと嫁から報告を受けて初めて知ることも多い。
5月3日、世間がゴールデンウィークと呼ばれるお休みの最中、1歳5か月を前にして初めて10歩歩いたと動画をもらったばかりだった。
小児麻痺を疑われていて他の子どもより反応が鈍く立つことも遅かった。
その娘が10歩も歩いただなんて、胸打たれる部分もあった。
そして少しずつは歩けるようになったが、行動範囲がいきなり広がったため、家の階段から落ちるというアクシデントが起こり、階段を嫌がるようになった。
5月22日ハンドメイドのショップが一堂に並ぶイベントがあり、その会場へ行くと娘が階段を上り出した。
家の階段は急こう配で、上から見ると45度ぐらいあるのではないかと錯覚するほどなのだが、イベント会場は緩やかな階段だった。
その階段をよじ登り、2階席の端まで行き、降りてからまた昇り今度は復路を行き、また戻り階段を降り、ということをやっていたのだが、嫁がゆっくりショップを見る時に娘と一緒になり、娘がまた1階から先ほど上った階段を上り始め、そして2階席を歩き、3往復ぐらいだろうか、かなりの長い距離を歩いていた。
途中で座り込んでも、また起き上がり歩き、ぐらついては座り込み、また立ち上がって歩いていた。
観客席側は階段なので手で遮りながら娘のコースを手で遮りながら安定させる。
夜も足が疲れているのか前のめりで倒れることはあったが、まだ立とうとする。
タフで、ガッツもある。
自分が失っているものを見せてくれる。
ちょっと待って。
5月3日で10歩歩いたと言っていたばかりなのに、5月22日には400mぐらいはいきなり歩き出しているわけ?
いきなりすぎて自分の方が戸惑っている。
その時は娘が怪我をしないように神経を配らせるぐらいが精いっぱいだったけど、夜になって冷静に考えてみて、成長がいきなりすぎてどうしようと考えてしまった。
自分は走ることもまともにできなくなってきたのに、この先娘は兎のように地面の上を飛ぶように走るのかと考えると、衰えた体がついていけるのか、体力つけないとね、と痛感した。
0歳から娘を見ていると、人間の誕生を見ているようだ。
精神や人間のことをミクロ(マクロ)コスモスというが、その言葉がしっくり来る。
人間とは何だろう。
人間は何故生きようとするのか。
人間はいかにして人間たり得るのか。
まるで人類が道具を使いだしたかのような気持ちで娘が歩く姿を心震える思いで眺めていた。

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05/13

Mon

2024

日本人は花見が好き

3月が始まり出すと南の方から桜が咲き北へ向かってくる。
北海道の札幌は4月の終わりから5月の初めまで桜が咲く。
日本人は桜を見ることが好きで宴会も桜が咲いている時にする。
花見の誘いもあったけれど、あいにく仕事でいけなかった。
とは言っても札幌に住んでいた頃は花見ができる公園が近くでピンク色の桜の花がバーベキューの煙で煙幕かというほど空気がくすぶり、その魅力を削いでいた。
私はアル中だから酒を飲むのは好きだけど、煙まみれなのは心が痛んだ。
私の住んでいる北広島という場所は札幌よりも少し寒く桜が咲くのが札幌の開花宣言より数日遅い。
庭に古い桜の樹があるが、咲くのが遅い。
周囲が咲き、散り始めてからようやく咲く。
咲くのも遅く、散るのも最後だ。
梅の木もあり、南の方は梅から咲き、次に桜が咲く。
北海道は梅も桜も同時に咲き、花びらの形もよく似ているため、よく桜と間違えていた。
古い梅の樹は随分長く頑張り去年は花も少なくなり怪しげだったが、ついに今年は咲かなかった。
完全に死んだのだろう。
それでも長く生きたのではないか。
自分が産まれる前から梅の樹はあったような記憶がある。
よく生き、そして死んだ。

5月3日。
1歳5か月を前にしてハイハイばかりしていた娘が手を持つと、よく歩いた。
銀河庭園という恵庭にある広い庭だ。
前は10歩あるいたよと嫁が動画で送ってくれていたが、10歩どころか随分長い距離を歩いた。
要領を掴んだのか、外を自力で歩こうとしていた。
疲れてへたり込み、ベビーカーに乗せようとしても嫌がり、自分で歩くことを選んだ。
しゃがみ込み、土を両手で拭くようにしていじっていて、何度かベビーカーに乗せようとして、何度目かの説得でようやく乗ってくれた。
夜も足がガクガクで頭から倒れるほどなのに立ち上がり歩こうとしていた。
努力家だ。
素晴らしい。
根性がある。
心打たれるものがあった。
2042グラムで小さく生まれたのに非常にタフだ。
困ることもある。
なかなか寝ない。
ギリギリまで起きてかまってくる。
寝相がダイナミックで非常に悪い。
縦横無尽に寝返りを打っている。
保育園では静かに寝ているらしいのに。

桜が散ると一区切りという感覚がある。
同じ時期に咲き同じ時期に散る。
日本は4月が年度初めで、会社や学校の新入りは4月からスタートを切る。
東京という地名は聞いたことがあるかもしれないが、この地域は4月1日前後に咲くため、本当の節目の象徴として桜が咲く。
桜もいつか死ぬ。
だいぶ老木だが庭の桜は毎年見事に咲く。

娘を見ていると不思議な気持ちになる。
自分は40歳を超え、生きてきたよりも生きられる時間の方が短くなってきている。
そして娘は親や周囲の色んなものを吸収して育っていっている。
成人が育つというよりもはるかに様々な可能性を持って生きている。
通り過ぎるだけで「かわいい」と他人から言われるし、人生得して産まれてきている。
娘が産まれてきた時から思っていたけれど、他の親より自分は子供と接する時間が短い。
アコーディオン奏者のピアソラの音楽に合わせて0歳から揺らして寝かしつけていたのが功を奏したのかリズム感覚は保育園の先生も絶賛するほどだ。

桜の花の命は短いが、娘の華は長く咲いているように教えていきたい。
まるで魂を伝えるようだと思った。
人間は花のように咲いては散る。
そんな概念が日本人の心には染みついているのではないかと感じた。

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04/26

Fri

2024

嫁の誕生日と結婚記念日

そもそも嫁は29で死んでいたはずだった。
霊媒師体質の実の母親から「あなたは29歳で死ぬ」と言われていたらしい。
毎年誕生日が来るわけだが、そのたびに「勝利宣言」を自分の中でしている。
「彼女の運命に勝ったぞ。この俺のおかげだ」
と。
だって自分くらいしかいないじゃないか。
彼女の運命に大きな変化を与えたのは。
29歳の時には少しドキドキしながら過ごしていたけれど30歳になってからは、ほくそ笑んだ。
勝った。
素直にそう感じた。
何か努力したわけじゃない。
日々の生活、家事、旅の提案を大事にした。
伊達から旭川まで3日で1000km以上を走破することもした。
ある冬の日「流氷見たことある? 見に行こう」と連れ出し流氷を見た日がバレンタインデーだったこともある。
その時は釧路から北広島まで帰るのに帯広でインデアンカレーを食べたのを含めて8時間くらいかかった気がする。
今日夕日絶対きれいだよ、と岩内まで言って美しい海岸線の夕日を眺めたこともある。
そういう時間達が今の「家族」というものを支える根源になっているのかもしれない。
娘が産まれてからの1年間が本当に大変だった。
そんな自分たちも結婚記念日を迎えた。
節目とも言える年になったから、さすがに何かしようかと思いホテルでランチをした。
午前は車の中でうんこの話になり「うんこの話で盛り上がって午前終わりたくない」と言ったのに、深夜に食った豚骨のインスタントラーメンが古かったせいか、午後に出す自分の屁はとても臭く、屁をするたびに嫁がひたすら仰ぐという、どうにもうちららしいというか、なんというか、他の人だったら逃げ出してるよな、ということもゲラゲラ笑いあっている。
「色んなことあったよね」
ランチが美味しくてよかったが、色んな事が本当に色々ありすぎて何か絞れず互いに深い会話もできずに終わってしまった。
その日は娘には遠慮してもらった。
2人きりの時間が娘の年齢と同じくらい設けられていなかった。
ああいうこともあった。
こういうこともあった。
本当によく一緒に居られたものだ。
この先のことはわからないけれど、
「またよろしくお願いします」
と、いつもとは違った、とても深い心情で互いに挨拶を交わした。
そこから何か自分の中で何かが変化したような気がする。
世界を感じる感覚が少し違ってきているのを感じる。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。

気が付いたら他人からとても褒められる娘ができまして、人生が大きく変わりました。
この小さな可能性と向き合うため頑張って生きております。

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