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あさかぜさんは見た

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11/25

Mon

2024

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01/10

Thu

2008

少し呆けすぎていた。
昔の感覚がそのままあると思い込んでいた。
でも、それは己に対する思い込みと傲慢と虚像だった。
確実に、落ちている。

常に昨日であり続けられるはずがなく、常に積み重なっていくわけでもない。
砂の山は、風に吹かれてその形を崩していくように、感覚もまた、黙っていれば壊れていく。

「この、バカヤロウが。お前はどこで何してやがる」

・・・そうだな。
心が自分を殺そうとしている。
すべてを殺されてしまう前に、己で潰してしまう前に、必死に積み上げていかなければならない。

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01/04

Fri

2008

今まで何がダメだったかって、スケジュール管理がしっかりしていないからダラダラと無駄に時間を使って浪費だけをしていた。
今年はそれさえ直せば、なんてことはなく、すべて前向きにうまくゆくと思うのです。
岡田斗司夫が書いた「いつまでもデブと思うなよ」という本をテレビで取り上げているのを見たけれど、彼はレコーディングダイエットなる方法で痩せたそうで、食べたものをひたすら紙に書いて記録していくと、今までつまみ食いなどしていた自分の食生活を見直し、勝手に気をつけるようになるそうな。
私は、先にスケジュールを立てると必ず頓挫するので、このレコーディングダイエットをスケジュールに応用してみることにする。
名づけて、「レコーディングスケジュール」(パクリかよ)。
一見スケジュール通りこなせる敏腕仕事人には、とてもナンセンスに見えるし、むしろ時間通りこなしてこそ仕事になるのだけれど、普段の生活がルーズな人はこうでもしないと、自分の浪費した時間がわからないのです。もう自分がどう過ごしたかも正確にわからないのですから、ほとんど重症です。だから低所得層のまま這い上がれないのだと思うわけです。
ああ、私は一体どれほど時間を浪費し続けてきたのか。
歳をとった人の話を聞くと、まだ人生半分以上もあるのに、もう棺桶が近いような気分になってきて暗くなります。
30代はあっという間に過ぎ、40代はもっと早く過ぎ、さらに50代は・・・いいかげんにしなさい。
若者に言うアドバイスにしては下手すぎます。
己に対して投資をした分だけ、人は稼げるし、世の中の人の役に立った分だけ、幸福が返ってくるように思えます。
そういう気持ちの余裕を得るには、時間的にも金銭的にも、やや余裕がなくてはいけないし、生活するためだけに時間に追われるようになれば、もはやいいように上に操られるだけです。
文句も言えなくなるような従業員の立場なんて、この日本においては「奴隷」も一緒でしょう。本人が勉強しないから悪いのか、それとも企業が労働者を食いつぶそうとするから悪いのか、色々思うところはあっても、結局自分の地盤を固めないと動けないこの悲しさを、今年は払拭していきたい。
レコーディングスケジュールで(爆)。
何もかもルーズな男です。

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12/01

Sat

2007

仕事に時間を多く取られると、人とじっくり向き合う時間が削られてしまう。
本当は自分にとってゆったりと相手のペースで向き合うことが大事なのに、どこか時間を勘定しながら人と接している。
自給いくらとか、労働時間が一日いくらで睡眠がどうとか、時間を計算しながら一日を生きると、何かせせこましい気持ちになりそうで困る。
低所得層。
金に追われ、時間にも追われる。
人としての最低限の余裕は社会からは与えられず、会社からも与えられない。
文明社会においての、奴隷層。
常々私が主としている「日本民族としての人情の再生」は恐らく、これから低所得層をクリアしたあとに、アメリカのように援助の手が差し伸べられなく、民間企業にあらゆる意味で苦しめられる中間層が問題になるかもしれない。
だけれど、私が本当にしたいのは「救済」ではなくて、「みんなで一緒にやろう」ということだ。
私と言う人間はとにかく時間のかかる男で、社会のスピードとはまったくかけ離れたところにいても満足しきるので常々周囲から「もっと危機感を持て」と忠告ならぬ警告ばかり受けて生きているけれど、だってさ、人間って自然のリズムの中で生きていくのが本来の生きようじゃない?
それが人工的なリズムと人工的な物質の中ばかりで生きているからおかしくなるのでしょう。
究極的な極論になるからやめるけれど、「サービス」という観点から離れて「みんなで楽しいことしよう」という新しい巻き込み型の思考でいかなきゃ、何も面白いものなんてできないと思うのだけれど。
結局何もかも時間の話なのだけれど、「最上のワインは最良の友と分かち合う」・・・どこかでこんな言葉が心に染み付いているわけですが、「幸福は常に人と分かち合うもの」と己の人生訓にしているわけです。
さらに究極的に言えば「時間は常に他者へ幸福を分け与えるものでなくてはならない」となるわけです。
この理想を実現するには、どうしても人を時間的に追い詰めるのはいけないのです。
ここを原点に考えていかないと私はいけないのです。
えっと、まずは私の低所得脱出からがんばる。うん。

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11/25

Sun

2007

飲み屋のはるかさん

知識もない、経験もない、結果もない、これから職を選ぶにもだんだんと辛くなってくる。

作家として命をかけようという気持ちが足りない。

はるかさんは最近通っていた飲み屋の男性のかた。
大阪出身で今札幌でがんばろうとしている元ホスト。
ちょっとした縁で知り合って、誕生日だというから祝った。

私にはこの人のことを描ききれる実力がないから、つたない言葉でしか表すことができない。
波乱万丈な人生を送り、関西仕込の出汁を使っておいしい料理を作る。

昨日、さんざん通いつめて、もう最後の日にしますという気持ちで行ったら、私の将来のことが心配だからとアドバイスしてくれた。
と言っても、簡単なことなのだけれど、書こうとするときの姿勢を強く言われた。

何度か生きるか死ぬかのところを抜けてきた人に言われると、自分の甘さがボロボロ何もしゃべらなくてもあぶりだされるようで辛かった。

今自分の境遇を多くの人が心配してくれている。
不安定な場所にいて何も土台も芯もなく、ふらふらしているからだ。

今頭の中がぐちゃぐちゃで何からかけばいいかわからないし、まだぐるぐるなにかまとまらずにまわっているようで貧相な言葉でしかかけないけれど、結局は書くしかない。
それも必死に。
そして安心させたい。

今はそれだけ。

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11/10

Sat

2007

答えは簡単されど易くなく

東急ハンズの売れ筋はこの男から始まるという人とくちゃぱっくの会社の女社長さんと10分ほど話した。
引き止めておくだけの質問力の著しい欠如からか、そのくらいしか聞けなかった。
有意義とは言えないが、自分にとって得るものはあった。
男の方は商品と人、そこには愛情がなければいけないと言った。
「基本的には日本の商品はほとんど飽和状態になっています」
つまり、いいものばかり、ということだろう。
そう言った。
「愛情でしょうね。手を加えることです」
商品と人との間に手を加え、商品を愛する。
押し売りではなく、利益は考えず、商品のためを思う。
効率的な商品にはよい部分が欠落することがあるので、手間隙かけた商品が売れるのだろう。
女の方は55から商売を始めたと言った。
みんなに反対され、馬鹿にされたが、今は順調に進んでいるといった。
将来は天然ものの石鹸を作りたいと言っていた。
嘘をつかない、天然素材の石鹸を作って札幌から発信していくのだと言っていた。

男の人は大阪の人で市政にもアドバイスをしているらしく、これからは横浜でしょうといった。
先駆者となる地域、その人にとって横浜という場所は商品を売るにも新しいことをやるにも魅力的なのだろう。
西欧の文化に目が開いていて、積極的にいいものを取り入れ、自己啓発の気持ちが強いとのこと。
自分、札幌なので、「札幌には興味ないのですか?」と聞くと、「興味ないですね」とバッサリ。
「官民甘えすぎなんですよ。公共のもの同士、民間同士、公共と民間同士、それぞれ甘えすぎです」
未来がありませんね、とまでは言わないまでも、「どうせこのままでしょう」という雰囲気には邪推かもしれないが見て取れた。
北海道は中央から援助金をもらっている。
援助金を減らされるとあたふたする。
サービスでも横浜のホテルのレベルと、札幌では大人と子供くらいの差がある。
自分も言われて反論できないところがあった。
ただ、札幌市民として、さすがにカチンとはくる。
いや、北海道民として、目に物見せてくれるという気持ちは起きた。
自らを高めること、多くのものを吸収すること。
ゆっくりでも進まなければいけない。

後日カチンときていたので、いいふらしてやった。
「札幌には興味ないと言われた。人の幸福のことを一生懸命考える人にならなければいけない。洗練されていくもの、洗練しようとするもの、これはすべてアートだ。アートたるには、接するものを愛していなければいけない。愛してこそプロ意識も洗練されたものも生まれる」

・・・酔っ払っていたので伝わったかどうかは知らないけれど、いろんな人に言った。
帰りのタクシー運転手にもちらっとふってみた。
「札幌には興味ないといわれましたよ」
夜道を走り、家の前で停めてもらい、深夜料金の表示がコロコロかわっていくのもほうっておいて、メーターを止めてもらわないで話をした。
少しくたびれた痩せ型の中年なすびのような運転手だったが、口をすぼめたような感じでしみじみと語りだした。
「その人がどういう人かは知りませんけどね、僕なんてこういう仕事するしかなくて、一生懸命毎日生きて、それでも日本国民としての意識はなくなっているわけじゃないですよ。僕らこうやって生きていくしかないからね」
なんとも形容しがたい、ただ強く「生きている人だ」と思った。
表には強く出ない、それでもしっかりと持っている魂の強さを感じて、涙がすっと出た。
主張はしないかもしれないけれど、意識は強くある。
耳を傾けて、その心を聞けば、そこには強い人がいる。
卑屈になるわけではない、さりとておごるほどでもない、生きているというものの中に、日本人としての意識は希薄ではないと強く言える、その強さが胸を打った。

私は一地域としてあまり軽んじないで欲しいと思う。
私は佐渡と山形で大変な恩恵を受けて帰ってきた。
人情があって、人のやわらかい気持ちがあって、一生懸命、しかも何も不自然ではない振る舞いで人への優しさを見せる。
あの人たちの姿こそ、本来の日本のあるべき姿なのではないかと思っている。
ものを売る立場としては、見込みのある場所、人の姿勢、そういったものを見てしまうのだろうと思う。
でも私は自称でも作家としての視点だから、人の魂を見る。
友達に「この人見えているようで何にも見えてないですよ。へっへっへ」と紹介されてしまったが、あからさまに「すげぇ」と思わせなければどうしようもない。

とにかく、リベンジは必ずしてやろうと思う。
そうして、「いかがです?熱のある地域でしょう?」と言えるほどになってみたい。

もし、他の地域の方、この文章を読んでいるのなら、「自分の地域は?」と考えてみてください。
そして、意識から変えてみてください。
明日の日本を作るすべての人たちへ。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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