Googleの検索でランキングに出ていた。
何かなと思ったら映画の宣伝のようだ。
「2ちゃんねるの呪い」という映画シリーズらしいのだが、それで「鮫島事件」を扱うらしい。
予告編を見たら「赤い部屋」をネタにしていた。
というか、貞子じゃないの?
元々検索でヒットした時しか2chを見たりしない。
私はああいう安易な気持ちで人を口汚く罵るような空間があまり好きではないので好んでは見ないのだ。
私は2chに詳しくないし、前述の通り見もしないので「鮫島事件」のことも、一瞬なんのことだかわからなかった。
通常スレッドで「鮫島事件」のことを聞くとテンプレートのように「公安が」とか「この話に深入りするな」とかとにかく警告が発せられるらしい。
私も真相は知らないのだが、昔酒場で2chに出入りしていた人に昔の思い出話をされた時にちらっと出たことがある。
元々この話は2chだけの話ではなく他の掲示板から流れてきた避難所としての2chで起こったようなことは言っていた気がする。
「昔のアングラ時代の時は酷い事件もあったよ」と話を切り出してきたので「何それ」と聞くと少しだけ喋った。
「リンチ」で思い出した。
もう数年前の話なので断片的にしか覚えていないが、2chがまだ本当のアングラサイトでカオスのような酷い状態の時があったようだ。当然今よりも罵倒が酷かったという。
その時の事件なので「赤い部屋」が発表された年代とは合わない。
「鮫島事件」かどうかは忘れてしまったが、そこにあるスレッドが立てられて実況中継された。
加害者と被害者のことも喋っていた気がしたけど、それも忘れてしまいました。
その話した人もあまり詳しい話をしなかったけれど、スレッドは誰かを殺しに行くという内容だったという。
私もうろ覚えなので安易なことは書けない。
誰をやるか、というのは具体的には書かなくともヒントをチラつかせていたようだ。
当然文字だけだと本当にやるのか、ネタではないかと疑いもするし罵倒も酷かったらしいが、ある写真が公開されて皆本気にしだした。
そのリアリティーと生々しさからスレッドを追っていた人間たちは皆青ざめて今でもあまり口を開きたがらない。
少なくとも話し出した本人には突っ込んで聞いてはいけないような怖い感じがした。
「あれは本当にショックだった。今じゃ都市伝説だけどな。俺はリアルタイムで見てたからな」と言って話を打ち切った。
その人が喋ってくれた画像の内容は「指が切断された写真」というのは覚えている。
動画の話もしたような気がするが、これは忘れてしまった。
「駅」というキーワードもその時の加害者が予告も含め「どこでやっているか」ということを画像と一緒にアップしたことから由来していると思われる。
その実況中継の後被害者がどうなり加害者はどうなったのかは不明だが実況スレッドはすぐさま消され、画像もネット上から綺麗に消去されたため本当に一部の人間しか知らない都市伝説となっているということだ。
「今は微かに数枚残ってたと思うな」と話していた気がする。
何人リアルタイムで見た人間がいるかはわからないが、アングラ時代の出来事なので数えるほどしかいないのだろう。
それだけに知っている人間は喋る必要もないし喋りたがらない。
知らない人間だけがネタとして騒ぎ立てるという具合になっていると思われる。
推測するに当初の鮫島事件を模倣し、画像を用意してネタを小出しにしてリアリティーを出していくという手法が流行ったのかもしれない。
そしてそのうち完全にネタとして扱われるようになり現在に至る、という具合なのだろうなと思ったが、やはり真相は「藪の中」だ。
[3回]